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月とリンゴは2つとも地球の引力に引かれています。地球は引力で月を引いていますが、月には地球から離れようとする力もあります。2つの力がつりあっているため月は地球のまわりを回ることになるのです。
地球の引力は、月と比べてどのくらい強いのかと言いますと6倍です。万有引力は質量があるだけで生じ、「重力」とも呼ばれます。天体は重力でお互いに引き合い、地球と月のように、重力の強いほうが弱いほうを従えることになります。
太陽系では太陽がいちばん重く、太陽系全体の99%を占めています。したがって重力がいちばん強いので、惑星や小天体が太陽のまわりを回っているのです。ニュートンの発見は、万有引力だけではなくて、「運動の法則」なども発見しています。
運動の法則は3つあります。物体は、ほかから力が加えられなければ、その状態を維持し続けるという「慣性の法則」、物体の運動の変化 (加速度) は、物体に加えられた力に比例し、方向は力の方向に一致するという「力と加速度の法則」。
物体が別の物体に力を及ぼせば、別の物体も大きさが同じで向きが正反対の力をもとの物体に及ぼすという「作用反作用の法則」です。このように単純な法則からニュートンはこの世のさまざまな現象について説明し、さらに万有引力の法則を加えて、天体現象まで説明しました。
アイザック・ニュートン (1642年〜1727年)1687年、『プリンキピア」(自然哲学の数学的原理)を刊行し、地上の物体の運動から天体の運行までを説明することに成功しました。
地上や宇宙の物体を支配している運動の法則や、あらゆる物体どうしは万有引力によってお互いに引き合うという「万有引力の法則」を打ち立てたほか、微分・積分という新しい数学も作り、地上の現象だけでなく、太陽系の天体の動きまで正確に説明しました。
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