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毎年、北陸には出かけます。現地の皆様は来ていただけるだけで感謝ですとのお言葉を胸に今年も北陸に旅行することとしました。北陸には羽田空港から飛行機です。JAL長崎空港の近藤という手荷物検査の女性に理不尽なことをされたので、JALは乗りません。ANA751便で小松空港へ向かいました。
現地に着いたら貸し切りバスを手配していたので早速、バスに乗り込み九谷焼見学に向かいました。現地に着くと九谷焼の説明を聞きました。九谷焼とは、石川県南部(金沢市・加賀市・小松市・能美市)で生産されている磁器で、色絵磁器に分類されているそうです。早速、皆様は購入していたので復興支援に役立っていたかな。
続いて、永平寺に向かいました。パンフレットによれば、永平寺は約780年前の1244年(寛元2年)、道元禅師によって開創された出家修行の道場です。福井市の東およそ16qを隔てた大仏寺山には、七堂伽藍を中心とした大小70余棟の諸堂が建ち並びます。
境内は約33万平方メートルの広さをもち、樹齢550年といわれる鬱蒼とした老杉に囲まれた静寂なたたずまいの中、修行僧が日々禅の修行に励んでいます。修行僧は石段を登って山門の前にやって来る、修行期間は人それぞれで決まりはないといいますが、これから始まる修行の日々に、どんな覚悟を抱いて山門をくぐるのだろうか。
撮影は可能ですが、修行中の僧の撮影は禁止されています。「龍門」から参道を歩きます。「七堂伽藍・しちどうがらん」と呼ばれる建物は回廊で結ばれています。山門・仏殿・法堂(はっとう)・僧堂・大庫院(だいくいん)・浴室・東司(とうす)と歩き「通用門」をくぐります。
「山門」ここから修行の日々が始まる「山門」は築約270年、永平寺で最も古く、釘や金具を一切使っていない木組み造りです。「傘松閣(さんしょうかく)」永平寺にある傘松閣は156畳敷の大広間です。大広間の天井には230枚の日本画がはめ込まれています。著名な日本画家144名が描いた花鳥風月をモチーフにした絵があります。
花鳥風月に則った絵ですが、中に5枚だけ動物が描かれた絵があります。これらの絵を探し出し願いを込めて祈りを捧げると、恋や念願が叶うそうです。境内には70余りもの殿堂楼閣が建ち並び、中でも「七堂伽藍」と呼ばれる7つのお堂は、僧侶が修行をする清浄な場所として特に重要な建物とされており、今も修行僧が日々厳しい修行に励んでいます。
樹齢700年に及ぶ老杉や回廊で結ばれている法堂や僧堂などは荘厳な雰囲気が漂います。永平寺参拝後にお昼は永平寺近くの永平寺の館「雪粋」というお蕎麦屋さんに入りました。地酒は黒龍ではなく、永平寺町が誇る地酒白龍永平寺の自然・大地・水・風土が生かされた白龍を呑みました。
美味しいお酒が造られるわけは この地にあるのです。お店の女将さんがひとりひとりに注いでくれるのです。とてもおいしかったです。お蕎麦は、ちょっと柔らかめの香り高いお蕎麦でした。お蕎麦を引き立てる薄味のつゆのぶっかけ蕎麦も食べました。
思ったほど辛くない大根おろし、蕎麦つゆが大根おろし、めちゃいい感じで、蕎麦のうまみを引き出してくれる感じです。都内にはないお蕎麦屋さんでした。遠くまででかけた甲斐がありました。とっても美味しいお蕎麦でした。
その後はメインの福井県恐竜博物館に向かいました。東京の上野国立科学博物館など全国各地で恐竜に会える場所には色々行ってきました。六女の娘は恐竜が好きで、どんどん恐竜に詳しくなっていきました。日本一の恐竜博物館である「福井県立恐竜博物館」に行くことを知った六女は羨ましがっていました。
福井県立恐竜博物館は、屋内にある「福井県立恐竜博物館(本館)」と、発掘現場の近くにある「野外恐竜博物館」に分かれています。福井県立恐竜博物館(本館)の周りには、1日では周りきれないほど楽しめる場所が集まっています。
「かつやま恐竜の森公園」の中に、恐竜博物館本館をはじめ、チャマゴン広場・ディノパーク・巨大昆虫冒険ツアー・どきどき恐竜発掘ランドなどの遊びスポットがあります。福井県立恐竜博物館(本館)は、「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンから構成されています。
子供から大人まで楽しんで学習できる、また研究者も満足できる学術的に裏付けされた展示をめざしているそうです。福井県立恐竜博物館は、リニューアルのため2022年12月〜2023年夏まで臨時休館していたので、リニューアル後は、巨大スクリーンや見える収蔵庫ができたり、恐竜研究体験ができたりしました。
今回の特別展は、恐竜発掘の聖地であり、今もなお研究の最前線である北アメリカ大陸の恐竜がテーマとなっています。恐竜の誕生した三畳紀から白亜紀までの1億年の歴史を4つのゾーンに分けて展示しています。今しか見られない福井県立恐竜博物館の特別展に感動しました。
2024年特別展「バッドランドの恐竜たち〜北アメリカの1億年〜」が父の命日である7月12日(金)から開催しました。たくさんの日本初を見ることができる特別展です。恐竜研究の聖地バッドランドとは北アメリカ大陸の西部に広がる荒野であり、樹木や水が少なく起伏の激しい地域です。恐竜時代の地層が露出しており、今までたくさんの恐竜の化石が発掘されている恐竜研究の聖地です。
カナダ・アルバータ州のロイヤルティレル博物館と姉妹提携を結んでいることで実現した今回の特別展では、そんな恐竜研究の聖地「バッドランド」から日本初公開の化石や恐竜マニアにはたまらない「ブラックビューティー」など全身骨格16体、総展示数60点もの化石が展示されます。見どころ恐竜マニア待望の「ブラックビューティー」。
この特別展の1番のみどころは、「ブラックビューティー」と呼ばれるティラノサウルスの実物頭骨化石です。この化石は地中のマンガンを取り込むことで黒くなりました。漆黒に輝くこの化石は、頭骨だけでもとても迫力を感じます。とても保存状態の良いこの美しい化石をぜひ見ていただきたいです。
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