| |
ダークマターがあったから、地球があるのかもしれません。宇宙には、強い重力を持ちながらも、目には見えない物質があります。それがダークマター (暗黒物質) です。ダークマターがまわりの物質を引き寄せ、星や銀河をつくるきっかけとなったと考えられているのです。
地球があるのも、我々が存在するのも、ダークマターのおかげなのかもしれません。ダークマターの色が、黒いわけではなく、まったく見えないのです。人の目ではもちろん、望遠鏡でも見ることができません。
しかし、ダークマターは地球にもたくさんあると考えられています。見えないのに、なんでダークマターが「ある」と分かるのか。銀河の観測をきっかけに、「ある」と考えられるようになりました。
銀河はたくさんの星の集まりですが、その星々の動きなどを計算すると、理論上ではバラバラになることが分かりました。 しかし実際は、銀河の中に星が集まっています。そこで、「銀河の中には強い重力を持つなにか (ダークマター)があり、星を引きつけている」と科学者たちは考えたのです。
宇宙がビッグバンを起こした時、最初に生まれた元素が水素です。その後、ヘリウムや酸素など様々な元素が生まれましたが、すべての元素を合わせても、宇宙の物質の5%にもなりません。
残りの約95%は、ダークマターやダークエネルギーと呼ばれる正体不明の存在なのです。元素とは、物質のもとになる原料のことです。現在、水素、ヘリウム、酸素など、全部で118の元素が見つかっています。
|
|