| |
目に飛び込んでくるのは、海中ではね返った青い光です。白っぽい太陽光には、さまざまな色の光が混ざり合っています。色の違いは光の波長の違いで、波長が短い方から紫、 藍、 青、緑、黄、 橙、赤に見えます。
太陽光が海の中に入ると波長の長い赤などは吸収され、波長の短い藍や青はあまり吸収されません。それが水分子や水中の微粒子などに当たってはね返ると、我々の目に飛び込んで青く見えるのです。
青にも様々な色合いがあるのはなぜかというと青の波長にも幅があるためです。海中に入った光をはね返す物質には様々なものがあります。水分子のほかに、海底の砂や石、プランクトン、浮遊している微粒物質などです。
物質により特定の波長の光が吸収され、吸収されなかった光が反射します。そのため、反射する光も物質によって異なるので違った見え方をするのです。熱帯の海はなぜ美しい青色なのというと透明な海水と白い砂の海底のおかげです。熱帯の海の浅いところは栄養分が少なく植物プランクトンがあまりいないので綺麗な透明です。
その上、サンゴ礁が作った白い砂の浅い海底は、光を均等にはね返すので、その「白」と「青」が混じって美しい色になるのです。 夜の海が暗く見えるのはなぜかというと月の光がとても弱いためです。月の光は太陽に比べてとても弱く、満月でもおよそ37万分の1の明るさです。
弱い懐中電灯で夜の海を照らしても海中が見えないのと同じで、エネルギーの少ない月の光は海の水を透過できないので黒っぽい色にしか見えません。満月に照らされる夜の海。月の弱い光は海に反射してしまい、黒に近い青になります。
|
|