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ありがとうございます。ブルーベリー栽培の参考にさせていただきます。昨年嬬恋実験農場での収穫は2kg。収穫量はお笑いものなのですが、収穫時期が埼玉県の自宅近くよりも1か月ほど遅れて8月なのです。そうです。梅雨から外れるのです。春先の枝枯れを何らかの方法で適度に克服できれば、どうだ、やったぞ、となるのです。 これまで試した品種の中で、北部ハイブッシュブルーベリーではスパルタン。一般地では土壌適性が低く育てにくい、とされるこの美味しい人気の極大粒品種が、当地では火山礫が多く、土壌的には結構適合するのです。また特に耐寒性が強いとされる半樹高ハイブッシュブルーベリーでは、比較的背の高いノースランドが、ブルーベリー品種全体で一番枝枯れが少ないようです。しかし粒が大きくありません。ほかの半樹高品種には少々がっかりです。まだごく小さい浅間ブドウ(クロマメノキ;浅間ベリー)も枝枯れをします。地元の植物ですし、もっと標高の高いところでも自生していると思うので、その環境を調べたいのですが、保護対象であるせいか、情報を入手できません。残念。 相当なやせ地でもありますので、敷草をタップリ敷いて有機肥料をたっぷりやりながら調べないと、間違った結果になってしまう危険もあるのですが、ほかにはスモモが育ってきています。リンゴも中生あたりまでは大丈夫なようです。プルーン、アンズ、モモはダメでした。プルーンとアンズの台木だけが元気なく育っています。 気温の方では、もう少し標高の高い(1230m)近くの田代測候所の周年の気温変化が札幌に近いです。そこで昨年から真夏にカボチャを少し栽培して味を占めました。ホクホク味でした。
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