北斗が東京にいた頃の物の値段を調べてみました。 (北斗がいたのは大正14〜15年)。
北斗が務めていた東京府市場協会の月給が40余円。 これがどれくらいなのか。
・銀行員初任給 50〜70円(大正15) ・巡査初任給 45円(大正9/昭和10) ・小学校教員初任給 40〜50円(大正9)、45〜55(昭和6) ・公務員初任給(高等官)75円(大正15)
……ということで、北斗の貰っていた40円は、確かに悪くない金額ですね。
では、衣食住の「住」はどれくらいかかったのでしょうか。
・下宿 文京区本郷、3食付1室 20〜25円(大正15) ・家賃 板橋区仲宿(一戸建) 10円(大正13) 北斗が、家賃や下宿代を払っていたかどうかは不明ですが、勤務地である新宿は当時は郊外だったので、これより安いでしょうね。
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