おしゃべり広場
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常駐スタッフ   管理人  ルネ
非常駐スタッフ 錦糸夫人 喜美子様

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謹賀新年  ..ルネ     
 
  あけましておめでとうございます。
のんびり管理人は、今年ものんびりサイト運営をしていくつもりでおります。
みなさまもどうぞのんびりおつきあいくださいませ(^^)

文楽の世界はのんびりというわけにはいかないようですが。
古いものをちゃんと継承しつつ、新しい道がひらけていくことを願います。

今年もすばらしい舞台にめぐりあえますよう。
どうぞよろしくお願い申しあげます。
..2014/01/01(水) 09:56  No.1189




12月公演  ..ルネ     
 
  12月公演に行ってきました。
「大塔宮曦鎧」と「恋娘昔八丈」

大塔宮は昨年、錦糸さんが復曲なさったものを、今回はじめて人形入りで、121年ぶりに上演することになったという話題の作。
わたし、昨年にも素浄瑠璃で聴かせていただきました。
話はそれなりにわかるし、とても面白いとは思ったのだけれど、これ、ほんとに舞台にあげられるのか?と疑問にも思いました。
六波羅館の段は問題ないけれど、身替り音頭の段。
子供がいっぱい踊っていて、そこに大人が何人も立っていて……人形遣いさんだけで舞台がいっぱいになるんじゃ?

そうした心配、すべて杞憂でした。

萩が咲き乱れ、灯籠がいくつもさがった薄暗い庭。
舞台両袖から出入りして手前と奥を進むという形で輪をつくり、踊りながらゆっくりと移動する子供たち。
大人たちはその中に立って、それぞれ煩悶する。
すばらしい装置と演出でした。
また人形もすばらしかった。
勘十郎さんの斎藤、和生さんの花園、玉女さんの右馬頭。
そして錦糸さんの三味線。音頭のリズムが波うつように遠くなり近くなり。
そしてクライマックスの気迫の音。

すばらしい舞台をありがとうございました。
さらにいろいろと練って、ぜひまた再演してほしいものです。
できれば、ほかの段も復活しないかな〜〜

公演のあとで喜美子さんと少し話したのですが、クライマックスで、目標となる子供ふたりが舞台中央にちゃんとこられるよう、タイミングをはかるのが大変だったとか。
大阪の文楽劇場は舞台の幅が国立とはずいぶんちがうから、同じ演出がうまくできるかどうかわからないとか。
復活狂言ならではの裏話を聞かせてもらいました。

恋娘は、千歳さん、呂勢さん、ふたりの大夫の安定した語りを楽しませていただきました。


そして、2月公演の配役がでました。
住錦糸コンビのおっかけであるわたしは、当然第一部なのですが。
第三部……本朝廿四孝……これなに?
八重垣姫、十種香が簑助さん、奥庭が勘十郎さん
勝頼が玉女さん。そして濡衣に文雀さん……
三部もいかないわけにはいかないじゃないですか〜〜

ああ、忙しい忙しい。楽しい楽しい(^^)
..2013/12/17(火) 12:20  No.1188




俵津文楽  ..ルネ     
 
  先月10月12日に、愛媛県西予市明浜町で、俵津文楽と錦糸さんが教えておられる朝日カルチャー義太夫教室の合同公演がおこなわれました。
サンケイ新聞の亀岡典子さんがその模様をコラムで紹介しておられます。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/131031/wlf13103116310016-n1.htm

..2013/11/06(水) 23:53  No.1187




寺入りの段@中之島  ..紫竹だけ     
 
  ♪教える人に習う子の、中に交わる関東者っ!

…というわけで、台風の先触れの雨にも負けず、浮かれ浮かれて行って参りました。

やはり錦糸さんファンは筋金入りぞろいで、義太夫教室の時代からお江戸より通ってらっしゃるという新幹線通学の先輩がいらっしゃいました。

三味線講座開設までの道のりを、改めてご担当さまから伺い、錦糸師匠ならびに皆さまの熱い心意気に感じ入りまして、お稽古前から泣きそうになりました。

滝に打たれるの段ではございませぬ…錦糸師匠の情熱と、それを少しも逃すまいと教えを請う受講者の熱気と…なんと申しましょうか、嬉々とした煌めきにあふれた愉快な奔流の大河に身を任せているような安心感と申しましょうか、心地よい緊張感もあって、不思議な汗をかきました。

「ぼくの教え方は怖いと噂になってるようですが…」と錦糸師匠が気になさっていたので、寺子として師匠の冤罪(?)を釈明したいと存じます。

出来なくて怒るということはありませんょ、と錦糸師匠がおっしゃっいました。
たぶん、仏さまのような師匠が大魔神のようにお顔が変わるときは、
習う者の心得違いにお怒りになるのではないかな、と私見ですが、思いました。

この世に生を享けて何年生きていようお方でも、文楽の三味線に関しては、生まれたての零歳児です。
師匠のご指導に対して、我流の思い込みや下手な考えを起こして自己閉塞スパイラルに陥ったりすると、
通電して心を開かせようという雷が落ちるのではなかろうかと…ふと。

無心に撥を当てていらっしゃるのでしょう、皆さんよい音色がお教室に響きます。かく申します私、昔取った杵…的なものが無意識に出てしまい、この癖はどうしたら矯められるものかしょげたりもしておりますが、

お手本に弾いて下さる錦糸師匠の音色は本当に素晴らしく、また、真剣にご指導いただけるひと時が有難く、終日うっとりしておりました。
次のお稽古が待ち遠しいです。

錦糸たまごの会の方から、小住大夫研鑽会のお知らせを頂戴しました。
ご参加なさった皆さま、ご様子はいかがでしたでしょうか。

長文またまた、失礼いたしました。
..2013/10/22(火) 00:38  No.1186




滝に打たれて参ります…  ..紫竹だけ     
 
  ルネさま

ありがとうございます。

定期講座に通うのは無理なので、せめて1日講座だけでも…と思って参加いたしましたのに、
1日経ってから、なんでだか、あれ?月に2回なら通えなくなくもないょね??
…なんて悪魔の囁き(?)が、自分の右だか左だかの耳元で聴こえたんであります。

「行ってのきょ」ってほどの覚悟でもないのですが、
錦糸師匠にお教えを賜れることなんてこういう機会でもない限り、たぶん一生無理だ…と思いまして、こうなると今生に思い残すことも無くなりつつあり。

錦糸師匠が生涯かけて培っていらしたことを分けてお教えいただくのですから、生半可には出来ぬこと…と思いつつも、そこはカルチャーだから軽めに許して…的な、
日本的あいまいさを抱きつつも、
とにかく、得難い機会を与えて下さったあらゆることどもに感謝しつつ、
錦糸さんの三味線への情熱を、端ながら、承れればと存じます。

ルネさま、いつも有難いお言葉、ありがとうございます。
行って参りますね。
..2013/10/13(日) 10:45  No.1185




無題  ..ルネ     
 
  紫竹だけさま

詳細なレポート、ありがとうございます。
三味線弾きになっていなかったら落語家になりたかったとおっしゃっている錦糸さんですから、意外なところでそれが発揮されたみたいですね。

そして、え? え? 
紫竹だけさま、定期講座にも参加なさるのですか? 東京から?
すばらしい!
でも錦糸さんは、短気ですごく厳しいという評判もあります。
一日講座はやさしかったかもしれませんが、長期講座になると……
でもそれはつまり、真剣に熱心に教えてくださるということですよね。
楽しく、かつ有意義な講座となるよう、お祈りしています。
..2013/10/11(金) 22:12  No.1184




…むしろ、高座。  ..紫竹だけ     
 
  ルネさま、この度は、ご案内ありがとうございました。

錦糸師匠一日三味線講座@中之島、行って参りました。
フェスティバルタワー18F、窓から堂島河岸、梅田方面が一望できる素敵なお教室であります。
参加者は30名強、大盛況でした。

センターご担当さまから、講師のご紹介…と思いきや「ご自身に熱く語っていただきましょう」気の利いたバトンタッチ。

錦糸師匠、開口一番、
「あまロスって言葉知ってますか?」
時事ネタを織り込みながら、心の隙間を義太夫で埋めてください…という導入部はお噺のマクラのように絶妙で、不思議なふらがあり、
落語家の高座を聴いてるようなオモシロさ。

床での熱い演奏や、真面目な芸談でのお姿しか存じあげなかったのですが、
ぇえぇっっものすごく意外!ということは全くなく、やっぱり…という感じで、一方的ではありますが、すっかり心打ちとけ油断して、お話に聞き入ってしまいました。

太棹を弾いてもみたいが、錦糸師匠の本職はだしの話芸を伺っているだけでも、東京から参じたかいがあったというものでした。

そしてなんと「徹夜した…ってほどでもないのですが書いてきました」(錦糸師匠談)
貴重なツボの図解と、「オクリ」「三重」などの譜と、「野崎村」「太十」の出などの朱を頂戴いたしました!(カンゲキ!!)

そしてそして、指掛けが参加者各人にプレゼントされまして、稀少な太棹三味線を五挺もご用意くださり(そのいきさつも面白可笑しく飄逸なお話でした)、
多人数にもかかわらず、全員が三味線に触れられるようにという錦糸師匠、センターご担当さまのご配慮により、当初の予定より1時間も時間を割いて下さり、
錦糸師匠、雛文先生のご指導を賜りまして、皆さん思い思いに撥を当ててらして、まことに充実した体験教室となりました。

「…なんでそんな真剣になって。苦しんだらあきまへんで、愉しんで下さい」
「難しいことなんかちっともないですょ、わたしらは難しそうに弾いてるだけで…そこらへん酌みとって下さいね」
(以上、個人的にツボだった錦糸師匠のお言葉)

カルチャーに参加するのも初めてのことでして、かなりドキドキして伺ったのですが、
大阪ならではの皆さまのほのぼの感が、実に居心地よく、
錦糸たまごの会の皆さまともお話させていただき、せっかく東京から来たんだから、どんどん弾いていって下さい…と、何巡も三味線に触らさせていただきまして、
本当にうれしく、たのしいひと時でした。

錦糸師匠、
そしてご一緒させていただきました皆さま、
本当にありがとうございました。

長文失礼いたしました。
(そして、新幹線通学しよう…と、固くってほどでもないのですが、ついふらふらと心に決めた講座の翌々日♪)
..2013/10/08(火) 01:09  No.1183




♪一度に晴るる胸の内〜  ..紫竹だけ     
 
  ルネさま、
お優しいお言葉ありがとうございます!

嬉しさのあまり書き込んではみましたものの、失礼にならなかったか、内心ドキドキしておりました。

うれしいです。メールいたしますね。
ありがとうございます。

伊賀越、私もお芝居では本当に沼津ぐらいしか観たことが無く、
とはいえ、昔の日本映画が大好きだったものですから、チャンバラ映画の荒木又右衛門ものは矢鱈と観ており、ゆかりの伊賀上野、鍵屋の辻、大和郡山などなど、昭和のころから何回も訪れるほど、伊賀の水月マニアでして、

ですから、今回の通し狂言、また違った意味でものすごく面白く、愉しみました。

ルネさまと同じく、私も和生さんのお谷が印象的でした。いつもは、和生さんのお顔が目に入るのですが、此度はお谷の悄然とした白い顔が心に焼き付いて。
 
沼津は本当に圧巻でしたね。
住先生が、♪別れ往く…と語りながら盆が返ったときには、ものすごく悲しくなってしまいました。

住大夫、かむばーっく……!とシェーンに向かって叫ぶ子供のような心持ちになって。

..2013/09/22(日) 21:12  No.1182




伊賀越道中双六  ..ルネ     
 
  そっか、「伊賀越」って「沼津」以外の場面もあるんだ〜といいつつ、せっかくなので、昼と夜、べつべつの日ではありますが、行ってきました。
さきに粗筋を読んでおいたのだけれど、わ、わからん……。これ誰だっけ? どういう関係だっけ? なんでこうなってるの? と、理解することを放棄。
それでも大丈夫でした。
舞台を見ていると、成り行きも人間関係も、ちゃんとわかりました。
それにしても、なんてややこしい話なんだ(^^;)
要は、荒木又右衛門の敵討ちの話。
そして、いちばん有名な沼津って完全な脇筋だったのですね。
それでも、おお、これがあの薬か。
お米が「わたしゆえに」と言っていた事情って、こういうことだったのかとか、やっといろんなことが理解できました。(あくまで沼津が中心です)

今月は、わたしは全体的に人形の印象が強かったです。
まず、しばらく前から、よく動いてはいるのだけれど中身がないと感じられていた玉女さん、今月はずっしりと手応えがありました。
なんでもそつなくこなす人だと思っていた和生さん。今月はすばらしかったです。お谷がほんとうに綺麗でした。
勘十郎さんはもちろん、これまでもひとりずぬけていたのですが。
なんか人形はこれからも安泰だ〜と感じられました。

といった全般的な感想はともかく。

とにかく沼津! なんといっても沼津! 何をおいても沼津!
まず、人形は三人とももうすばらしいの一語。
勘十郎さんの平作。和生さんの十兵衛、そして簑助師匠のお米。
いまの最高レベルが集まったといえるでしょう。

太夫は、以前ならば住大夫師匠ひとりで全段語ったところを、今回は3人で。
最初の津駒さん。う〜ん、がんばりすぎ……。平作も十兵衛も力んでしまって、ちょっと聞いていてしんどかったかな。
あとを継いだ呂勢さんは、なかなかの好演だったと思います。

そして千本松原の段。
なんかもう、感動でした。
いや、もちろん感動できる場面ではあるわけですが、それだけではなく。
住師匠、夏休み公演のときは、呂律がまわりきらないところが目立ち、声もなんだか苦しそうだったのですが。
この沼津。
もちろん声量は以前より明らかに落ちています。
でも中身は……以前とぜんぜん変わらず、いや、もしかしたら以前よりも凄味が出ているかもしれない。
最後のお念仏の前後、客席全体がし〜んと静まり返って、固唾を飲んでいるのがわかりました。
聞こえるのは住師匠の息づかいだけ。
今年89の住大夫師匠。奇蹟、という言葉でもオーバーでないような気がしました。
..2013/09/22(日) 15:48  No.1181




一日教室  ..ルネ     
 
  紫竹だけさま
一日教室に参加できそうとのこと、おめでとうございます!
わたしは、義太夫は聴くもの!と思っていて、さらには自分に三味線が弾けるとは思っておりませんので(^^;)参加はしませんが、広場にいらっしゃる方、どなたか参加なさるのでしょうか。
どうなのでしょうね……
もしいらっしゃったら、ぜひ名乗りをあげてくださいませ。
錦糸さんが、名指しで丁寧にしごいてくださるかもしれませんよ(^^)

メールは、この件であろうと、別件であろうと、いつでもどうぞ。お待ちしております!

..2013/09/21(土) 22:46  No.1180





  




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