おしゃべり広場
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常駐スタッフ   管理人  ルネ
非常駐スタッフ 錦糸夫人 喜美子様

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掛け声  ..タンゴ     
 
  管理人様への断りナシに皆さんへの問いかけをして失礼します。

皆さんは、芸人さんへの掛け声をどのようにお考えでしょうか? いろんなご意見を伺えればと思います。
私にとって大坂はアウェー、東京はホームですので、東京に限ってということでお願い致します。
私の考えは、いささか勝手ながら、また後日。
ちなみに、私は前回の「敵討襤褸錦」のあった2月公演が、文楽本公演の、その前の12月公演が文楽の初体験、それ依頼の文楽ファンです。
..2009/02/20(金) 13:20  No.1099




簑助さんの工夫  ..タンゴ     
 
  こんにちは
ルネさんの、簑助さんの助太郎の仕種ついてのご意見
『あの〜、むこうの隅で悲劇をやってるんですが、そんなに手をひらひらとか、足をぴょこぴょことかしてていいんですか……。』
がありましたので、私なりの解釈を申し上げます。
 
まずはテキストの確認。
上演床本の33頁上段7、8行目、
「……さぞや次郎右衛門の心に面当てな事をすると思ひやろが」
この後に、実は、
「。願うた後生も徒(あだ)になれ更々さうでない。段々と事を分けてくゝめるやうに云うてたもる。此中でさえきよろりくわんと手悪戯(ててんがう)ばかりして。時々虫腹(むしばら)の発(おこ)るやうにつくしをる。思ひ廻せば廻す程。大事の大事の敵討に附けてはやられぬ。やらねば家を大事に。尤も至極な詞に背くやられはせず。」(日本名著全集、江戸文藝之部第六巻「浄瑠璃名作集・上」(572頁3段目18行目〜573頁1段目6行目))
が丸本には書かれていますが、今回の上演床本では、省略されています。
 
人形遣いの方々はよく、役の性根という言葉をお使いになります。それを掴むために床本をよく読むとか。私はその本は、どのレベルのものか(丸本まで遡るのか、上演の床本どまりなのか)、知りませんが、私のような、大学の国文も出ていない、単なる文楽の一ファンが興味本意で入手できる本で知り得ることぐらいご存じでしょう。
 
ご指摘の仕草は、まさに、丸本の通りでした。
助太郎の羽織の衣紋の抜きぐあいも、紐の結わえ方も、役の性根通りと、私は、簑助さんの工夫の面白さを改めて感じた次第。
 
上演床本のみしかご存じない大部分の観客にとっても、嶋大夫の語りを聴くだけで、助太郎の大層なたわけ者ぶり、(文字通りの)愚か者ぶりをおわかりいただけると思います。母親や佐兵衛の台詞にも「阿呆、心愚か」の文言があります。
私は、この助太郎を精神年齢が三歳に満たない愚か者と思い、あの落ち着きのなさは、至極当然、と思って観ていました。
 
なお、上記の本は、神保町の古本屋街で入手できます。「名作浄瑠璃集・上下」「近松名作集・上下」の四冊、上演床本との差違も分かって、面白いと面白います。また、「敵討襤褸錦」「女殺油地獄」の結末もわかりますよ。
 
何かとんちんかんなことを書いていたら、お笑い下さい。
..2009/02/20(金) 13:11  No.1098




二月公演  ..ルネ     
 
  2月とは思えない暖かな週末に、二部三部行ってまいりました。

二部は「敵討襤褸錦」え〜と、聞いたことのない出し物です。
はやめに行って、筋書きを読んで予習。
人名が多くて、わかったようなわからなかったような?

この二部は、すべての大夫さんが充実していて、初めての話だけれど、わかりやすく面白く聴きました。
近頃好調の咲甫さんは、病欠の文字久さんの代役もあって、最初と最後の出番二回。
住師匠のあとでも見劣りすることなく、立派につとめました。
嶋大夫さんはさすがの切場語りで、そりゃないだろ〜という話なのに(文楽や歌舞伎でそれを言っちゃいけないのはわかってるんですけど)なんとなく納得させられてしまいました。
千歳さんは手堅く、ただもう一歩はじけてくれてもいいのではないかと思いました。
そして住師匠。徐々に高まる笑いとか「アイタッ」とか、あの間合いはもう絶妙です。
いちおうこれも、大団円、なのかな?

そして人形は、簑助さんの独壇場でした。今月はこれひと役というのにびっくり。
メインの役どころではないのに、なんというか、目が離せない。
あの〜、むこうの隅で悲劇をやってるんですが、そんなに手をひらひらとか、足をぴょこぴょことかしてていいんですか……。


そして三部はご存じ油地獄。
呂勢さんの河内屋は、がんばっていてなかなかによかったのですが、役の変わり目があまりはっきりしないのが難かも。
豊島屋は、なんというかもう、名前だけでキャスティングしたタレントの吹き替え映画を見ているようでした。あれ、与兵衛じゃないし。

二部が大夫を聴く回ならば、こっちは人形を見る回。
なんといっても勘十郎さん。
肩をゆすってでてきた瞬間に、しょうもない与兵衛という人間が見えてくる(^^)。
かさにかかったり、しょげたり、すねたり、ひとつひとつの仕種が生きている。
殺しの場面はもう、圧巻でした。
息をつめていたのか、終わったあとに肩が凝ってました。
..2009/02/18(水) 17:40  No.1097




NHK番組で…  ..竹本     
 
  こんにちは。

タンゴさんの投稿にもあった、NHKのお昼の番組ですが、私も拝見しました。錦糸師匠が稽古をつけておられるところ、初めて拝見しました。いつも住大夫師匠の方が印象が強かったので…。やはり厳しい中にも情感たっぷり、芸風同様ですね。厳しさが出るのは優しさがあるからだと、改めて感じました。

よく聞きますと、やはり錦糸師匠は住大夫イズムをしっかりと踏まえておられるのですね。「上手に弾こうと思うな」という一言に全て集約されているように思えました。撥捌きが忙しないからこそ、あえて下手に弾かなければならない。義太夫の奥深さと、自らの未熟さを改めて実感しました。放送時間は例によって短かったのですが、しっかりと録画し、勉強させていただいております。

またお正月には、「笑い薬」を録画しました。あの錦糸師匠の音色の透明さ、安定感はどうすれば出てくるものかと、相も変わらずうっとりさせられます。下手に弾くことが、だからこそ不動の芸風を生み出すのでしょうか…?

今後の錦糸師匠のご活躍をお祈り致します。
..2009/02/02(月) 14:48  No.1096




研修生の発表会  ..喜美子     
 
  テレビの影響力とは、凄いものですね。
いつもは、絶対に満席とはならない客席が、今回は会場に入り切れないほどのお客様で賑わいました。
ロビーでは、客席につけなかった方々がモニター観劇、ありがたいことです。

研修生の皆さん、頑張ってください。
..2009/01/30(金) 11:44  No.1095




糸道・撥ダコ  ..タンゴ     
 
  先日お昼のNHK総合テレビに、大阪、文楽、それと研修生発表会ということで、錦糸さんちらっと出ていましたね。研修生への稽古の場面が映っていました。それと、錦糸さんの左手の指の糸道、右手の撥ダコもアップで。興味深く拝見しました。
..2009/01/27(火) 12:45  No.1094




謹賀新年  ..ルネ     
 
  あけましておめでとうございます。

今年もすばらしい舞台と出会えますように。
そしてこのサイトが、少しでもみなさまのお役に立てますように。

何かとさぼりがちな管理人ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
..2009/01/01(木) 10:18  No.1093




事務連絡・アドレス変更  ..ルネ@管理人     
 
  トップページにも、下のほうですが赤字で告知しました。
サイトのメールアドレスが変更になります。
ルネに連絡したいことがあるときは、以前のアドレスではなく、新しいアドレスをお使いくださいませ。
旧アドレスは、一週間ほどで廃棄処分にします。
よろしくお願いいたします。
..2008/12/01(月) 23:36  No.1092




無題  ..ぴ     
 
  あれ?光って見えてました〜
失礼しました。御免なさい。
..2008/11/20(木) 10:42  No.1091




坊主頭?!  ..喜美子     
 
  ぴ様

遠路のお運び、ありがとうございます。
引窓をお愉しみいただいたようで、嬉しいことです。

ところで、錦糸の頭髪は坊主でした?
うふふ、撫で付けて、光って見えたのかしら?


..2008/11/19(水) 17:44  No.1090





  




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