おしゃべり広場
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話題は文楽や錦糸さんのことに限りません。
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常駐スタッフ   管理人  ルネ
非常駐スタッフ 錦糸夫人 喜美子様

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いらせられませ  ..ルネ     
 
  水ポケモンさま
はじめまして、ようこそ広場へ。
はじめて劇場にいって、そのまま文楽三味線を習おうと決意なさったとは、運命の出会いだったのですね。
お稽古のお話でも公演の感想でも、またゆっくりと書き込んで行ってくださいませ(^^)
..2009/11/28(土) 13:57  No.1119




はじめましてm(__)m  ..水ポケモン     
 
  皆様失礼いたします、文楽初心者です(*^_^*)。
去年のお正月に初めて劇場に行き
義太夫三味線を聴いて電気がはしってしまいました☆彡
で、以来どう〜〜しても義太夫三味線習いたくなって2年越しで方方探していたところ、カルチャーセンタで教えてくださる所を見つけ、こちらのHPに辿り着きました。
皆様、どうも失礼いたしました!(^^)!。
..2009/11/27(金) 15:42  No.1118




文化功労者  ..ルネ     
 
  簑助師匠が文化功労者に選ばれました。
おめでとうございます!
..2009/10/27(火) 20:00  No.1117




新作  ..タンゴ     
 
  こんにちは、文楽原理主義者のタンゴです。文楽で何か作るなら、まず復曲でしょう。以前、清治さんがテレビでいくつか挙げておられましたね。文楽の新作は全面的に反対しているわけではありません。平成14年8月17日に神奈川・藤野町の大石神社奉納文楽で上演された「母情落日斧(ははなさけらくじつのおの)」は最後に女優さんが登場するという大胆なものでしたが、勿論ここを代えて、テキストをもう少し丁寧に作れば、立派な新作が出来ると、今も思っています。やはり題材は和物、民話を捜せば素材は沢山あると思います。
..2009/09/29(火) 10:26  No.1116




9月の文楽  ..ルネ     
 
  連投すみません。
9月公演は、二部のみ行ってきました。
沼津と酒屋、なんだかオードブルもデザートも抜きで、メインディッシュを二皿食べたような満腹感。

沼津、簑助さんの十兵衛、勘十郎さんの平作という配役が珍しく、楽しませていただきました。
住師匠、以前は最後の「なむあみだぶ」を歌いあげるように語っておられたと思うのですが、今回はささやくように、つぶやいてこと切れました。
あれだけ語ってきたものでも、まだまだ新しい工夫で変わっていくのですね。

酒屋、嶋師匠は場面によっては楽しいのですが、お園の場面では勢いがありすぎと思いました。
文雀師匠の楚々とした風情が、語りで壊れてしまったような。残念でした。

そして26日は、日経ホールに住師匠の素浄瑠璃を聴きにいってきました。
失礼ながら、素浄瑠璃はどの演目も「これが最後かも」と思いながら聴かせていただいています。
今回は桜丸。
近頃はいつも、素浄瑠璃のときは滑り出しが不調に聞こえた住師匠ですが、昨日は頭から順調でした。
最後のほうは少しお疲れになったようですが、錦糸さんの三味線がしっかりと支えておられたと思います。

..2009/09/27(日) 17:43  No.1115




テンペストから  ..ルネ     
 
  タンゴさんはやはりテンペストはお気に召さなかったようですね(^^;)。
たぶん純粋に、「文楽」を楽しみたい方なのだろうと思います。
わたしは前にも書きましたように、言葉遣いが気に入らないところもままあったけれど、シェイクスピアの翻案ものとして、また、よくできた人形劇として、楽しみました。
ただし、「文楽」を見たという感じは確かにあまりしなかったですね。

あまり難しいことはこねたくないのですが、これは結局、今後の文楽がどうあるべきかという問題につながっていくと思います。
古典のみをしっかりと継承していけばいいのか、現代的な何かをとりこんでいくべきなのか。
これは、わたしごときがこんなところでどうこういっても仕方がないし、どちらの意見ももっともだと思えるところがあります。
歌舞伎は、賛否両論あれど、どちらの道もそこそこにうまくいっているように思えます。
ただし文楽は、技芸員の数が少なく、公演そのものの数も少ないので、両方を同時にやっていくのはなかなかに大変だろうと思います。
両方ともが中途半端な虻蜂取らずにならないことを祈りたいです。
..2009/09/27(日) 17:20  No.1114




テンペスト  ..タンゴ     
 
  テンペスト、本公演での上演は、やはり駄目だったと思いました。忠、義、孝、情愛、苦悩、何もなかったと思ったからです。あんなん、文楽ではありません。人形が出入りする小幕の竹本座豊竹座の紋を隠しての本公演は今後は願い下げです。新聞の劇評で「文楽の新作ができた」と書いた人がおられたが、今後はこの方の評は信用しないこととします。
作るなら新作でなく復曲しかないでしょう。3後、5年後の大夫陣を思うと、昨秋、今回と、後々全く残らないもののために、貴重な時間を費やしてしまったものと残念でなりません。
..2009/09/24(木) 12:38  No.1113




夏休み公演  ..ルネ     
 
  遅くなりましたが、7月末に帰省して、二部三部を見てきたので、感想など。

朝顔の通し。
浜松小屋の段
面白かったです。簑助師匠と文雀師匠の人形が見応えあり、津駒大夫さんの語りも安心して聴いていられました。
笑い薬はもう住師匠の独擅場。客の頬もゆるみっぱなし。
惜しむらくは、紋寿さんの祐仙。
ちょっとした小芝居は面白く楽しめたのに、笑いがつづくと弾けきれず、笑いに対する反応がワンパターンになってしまったこと。
宿屋の段。
嶋大夫師匠、張り切りすぎの感がありました。
切り場なのだから、どっしり構えてほしいところ、ずっと見台に身をのりだしたままなのが落ち着かなかったです。


テンペスト。
いろいろな意味で面白かったです。
ただし、やはりさまざまな中途半端感は拭い去れませんでした。

いちばん大きいのは、前にも書いたけれど、「妖精」の扱いですね。
エアリエル転じて英理彦は、中国風の童子の姿をしていて、空を飛びます。
ちょっと藍采和みたいかなと思ったのだけれど、その正体が「妖精」と、なんのひねりもないのはどうかと思いました。
プロスペロこと左衛門の「魔法」を「方術」と読み替えるならば、「妖精」も、せめて「精霊」か何かに置き換えるべきだったのではないでしょうか。
同じく、ペリカンのような顔をした妖精の踊りもなんか変。
どうせならば、乙姫みたいな中国風の仙女が踊ればいいのにと思いました。

つまり、つくるほうはいろいろと新しい試みをしようとしたのだろうけれど、見るほうのわたしは、どうせシェイクスピアを翻案するなら徹底的に和風にしてくれればいいのにと思ってしまったわけです。

それ以外は、ストーリーを追いかけている分にはそれなりに面白かったし、枝葉を落としてそれなりにうまくまとめていたと思いました。

ただ、文楽としてどうだったかというと、三味線の音が大きく、太夫の語りを聴きたいと思える場面のなかったことが、少々残念でした。
でも、新作って、そういうものなのかもしれませんね。
9月に東京にきたときに、ご覧になった方の感想を、お聞きしたいです。
..2009/08/10(月) 21:16  No.1112




加藤武さん  ..タンゴ     
 
  上方落語の桂文我さんの会で思わぬ人の名前があがりましたので、お知らせします。
この会は、落語に限らず、ベテラン、名人さんをゲストにお呼びして、演じてもらい、その後芸談をお聞きするのが楽しみな会です。
今回のゲストは俳優の加藤武さんで、「宮本武蔵」の朗読でした。
加藤武さんは文我さんの大師匠(故枝雀師匠の師匠)の米朝師匠と同様、正岡容門下で、また、NHKドラマ「なにわの源蔵事件帳」では枝雀師匠と共演されたということがご縁で今回の出演のようでした。
朗読のスタイルは、着物に袴を付け、見台(義太夫節のような大きく、立派なものでなく、書見台)を置き、尻引きを敷いて、右手側に湯飲みを置いてでした。
まず驚いたのは、その見台と湯飲みに、住大夫師匠と似た紋がついていたことでした。住大夫師匠は木瓜だったと思います。加藤武さんは丸木瓜でした。
朗読の後の芸談です。「演者としての自分」とはまた別にそれを客観的に観る「評論家としての自分」も恒に並行して居なければならない。「評論家としての自分が演者としての自分より先にいってしまうと辛くなると思うが、故枝雀師匠や立川談志師匠などはその次元にあり、苦しんでおられる」、「いざ演じる段になると、客観的に観る余裕など持てなくなる。」と興味深い話のあと、
「今最も注目しておられる芸人さんは」との問いに、「住大夫」のひと言(敬称なし)。「科白からト書きへの切り替えの凄さ」「得も言えぬ間のよさ」「お聞きするたびに新たな発見があります」
お二人の会話の中では、住大夫という名前が、何の違和感もなく、ごく自然に使われていたのも興味深いところでした。
..2009/07/13(月) 09:51  No.1111




テンペスト  ..ルネ     
 
  夏休みの特別公演だと思っていたテンペストが東京にくるのは、正直わたしも意外でした。
わたしはシェイクスピアもそれなりに見ているし、読んでいるので、どのように料理されているのか、非常に興味があります(92年の公演は見ていません)。

ただ、テンペストを日本物に翻案するのは大変だろうと思います。
シェイクスピアを翻案するなら、ハムレット、マクベス、リア王などのほうが、日本の御家騒動にすんなりおさまりそうに思えます。
事実後者2作は映画になっていますし、ハムレットは文楽にもなっているそうですね。
喜劇でも、現在歌舞伎でやっている十二夜や、ヴェニスの商人などは、翻案しやすいほうだと思います。

難しいだろうと思えるのが、夏の夜の夢と、このテンペストです。
なぜかというと、「人ならざるもの」たちの扱いです。
日本古典における「人ならざるもの」といえば、狐とか、蛇とか、動物の化身が多いですね。
さもなければ、いろいろな妖怪とか。
でも西洋における、いわゆる「妖精」というものに等しい概念が、日本にはありません。
(キャリバンは妖精じゃなくて、化け物ですけれど)
エアリアルはプロスペロの使い魔ですが、その本性は空気の精です。
天変斯止では英理彦となっていますが、それがどういう生き物なのか、どういうふうに翻案されているのか、楽しみにしています。
..2009/06/01(月) 00:21  No.1110





  




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