Title: 出産報告・2度の流産後の出産
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私は今まで2回の流産を経験しました。私のお腹の中に来てくれた二人を抱けなかった事はとても残念ですが、今は二人の天使ちゃんにはとても感謝の気持ちでいっぱいです。
2人目の天使ちゃん「そら」をお空に帰した後、何度かタイミング指導を受けましたが「妊娠をしても、また同じ事を繰り返すのでは?」という不安でいっぱいになり、不育症の検査を受けました。その結果、私は血栓ができやすい体質だと言う事がわかりました。産婦人科の先生には「絶対的な原因ではないが、原因のひとつと考えられる」と言われ正直とてもショックでした。もっと早くに自分の体の事をわかっていれば、二人を天使ちゃんにならなかったかも知れないと・・・でも主人が「二人が大変な事になる前に、体の事を教えてくれたんだよ」と言ってくれた時、少し気持ちは楽になったし、とても感謝の気持ちでいっぱいになりました。
2004年1月・・・ 色々検査をしていくうちにホルモンのバランスも崩れているとわかり、しばらくの間、妊娠は諦めて仕事に没頭しようと思っている時に「妊娠」が判明しました。生理前の出血に「おかしい???」と思い、検査薬で検査をしたら「陽性反応」が出ました。でも、出血をしてわかった妊娠だったので「また流産をしてしまうのではないか?」「こんなに早い時期から妊娠がわかるのはおかしいのではないか?」と思いながら診察を受けたのを覚えています。 診察の結果は「確実に妊娠をしている」という事でした。
でも、時期的に早すぎて赤ちゃんの姿は見えませんでした。ここから次回の健診日の1週間はとても長い日々でした。2回目の健診では胎嚢が確認でき、そのまた1週間後には運良く小さい赤ちゃんの姿と心臓の動きが見えてきたので、少し安心をしました。でも、その頃から出血が見られるようになってきたので血流を良くする薬を飲むことになりました。 今回は、健診に行くたびにお腹の赤ちゃんがスクスクと大きくなってくれていましたが、臨月に入って2回目の健診の時に「妊娠中毒症」になってしまいました。主治医から「ここまで大きくなった赤ちゃんをダメにしたくないので、午後になっても血圧が下がらなければ今日中に帝王切開、下がったら明日ね」と言われてしまいました。「初めての入院・予定外の展開」で下がるはずの血圧は下がらず・・・もう覚悟を決めて「帝王切開だ!」と思ったら血圧は下がり「翌朝に持ち越し〜」となったのですが、運良くその夜に陣痛が始まり、9月10日の午前10時54分に無事に息子を出産する事が出来ました。
今では期間は短かったとしても、お空に行ってしまった二人の天使ちゃんのママになれて良かったと思っています。お空に行ってしまっても、生きていく中で妊娠できる時間というのは少ないものですから貴重な時間を過ごさせてもらったと思います。過保護にならない程度に、息子には二人の天使ちゃんの分もかわいがってあげたいと思っています。 また、いつか私のお腹の中に赤ちゃんが来てくれることを願いながら子育てをしていきたいと思います。 (掲載日:2005/1/14)
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