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  出産報告・3度の流産後

[4] ひなの

Name: ひなの
Date: 2005/10/05(水) 15:45
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Title: 出産報告・3度の流産後    
こんにちは。私の体験を聞いてほしくて、ここにやってきました。
現在42歳。6歳と1歳の子供がいます。働くママです。

結婚が遅かったので、35歳で初めて妊娠、36歳で1人目出産しました。9ヶ月までは比較的順調でした。9ヶ月後半でひどい風邪をひき、肋骨を5本折ってしまい寝返りもうてず、大変な半年を過ごしましたが。。。

それから38歳で2人目がほしいねと主人と話あっていましたが、運良く妊娠。喜んだのもつかの間、切迫流産と診断され、仕事も休み家で安静に寝て過ごしました。そのうち朝5時頃出血がひどくなり、病院に電話。朝一番に来てくださいと言われ、9時に行きました。
妊婦検診が優先され、出血してるのですがといってもなかなか診てもらえず、結局3時間待たされました。座るところもなかったんです。もうだめだとわかりました。6週で胎嚢の中に赤ちゃんは見えず、流産ですと診断。そこは総合病院で研修医がいたようです。カーテンの向こうで「この場合はだめだから・・・。子宮ガンの可能性もあるから・・・」等等こんな時になんてことをと涙が流れました。それまでの病院の対応にはいろいろ不満もあったんです。お昼からOPになり、OPが終わり畳で寝ていると隣の御部屋から看護師さんたちの笑い声。情けなく、日本の医療に不信感が沸きました。もっとケアーがあればいいのに。
また涙が溢れました。最後の検査の日窓口相談へ行き「この病院には二度ときません。でも私と同じような方が同じ思いをしないように配慮してください」と訴えました。もちろん心無い医師の名前も・・・。それから3年ほどして友だちが入院したので御見舞いに行くと産婦人科の待合は広くなっていました。

そして、初めての流産から2ヶ月、また妊娠。検査薬で陽性。病院でまだわかりませんと。
その日に人間ドックが入っていてレントゲンと胃の検査はせず、子宮ガンの検査は受けましたがその直後出血。トイレで血の塊のような袋のようなものが出てしまいました。個人病院にかかっていたので、すぐ行くともうほとんど出てしまい、様子をみましょうということでOPもなく経過だけ見て終わりました・・・。また更に涙で溢れ、立ち直れない状況でした。
でも仕事にはすぐに復帰。つらく心を閉ざしたままもんもんとして過ごしました。ただ仕事があったからなんとなく前を向くことができたのかもしれません。

それから5ヵ月後、妊娠。でも袋の中に赤ちゃんはいません。年末だったので病院はお休みになります。年明けの1月5日にOPをすることが決まりました。重くつらい御正月です。いつ出血があるかわからないので安静にと言われていたので初詣にも行けません。1人で病院でOPを受け、2時間程休みました。ベットの傍らにおにぎりが2つ置いてありました。それを見ると涙が溢れてどうしようも無い気持ちになりました。看護師さんが置いてくれたのでしょう。でも食べる気力はありませんでした。支払いをしふらつく足で電車に乗りました。車窓をぼーっと眺めながらまた涙で一杯になりました。

もうしんどいなぁ・・・・

でももう少し頑張ろうか・・・・
40歳までと卵管の通水検査やクロミッドの服用、着床を助ける注射など仕事帰りに病院に通いました。1年半ほど頑張ったでしょうか?もう病院に通うのもつらく(妊婦さんが一杯で)思い切って止めました。

止めて半年なんと自然に妊娠しました。以前あまり早く診察を受けすぐに出血ということを繰り返していたので受診をかなり遅らせ11週まで待ちました。子宮外妊娠など危険を承知でです。皆さんは私のようなまねはしないでくださいね!

近くの大学病院へ行きました。おじいちゃん先生でしたが、「よう動いとる、元気や〜はい」と超音波の画面を見た時、ようやく喜びの涙が溢れて止まりませんでした。妊娠経過も順調で、出産も2時間しかかからず超安産でした。私は41歳になっていました。

今もこの経験を思い出します。忘れることはありません。時々苦しくなるし、誰かに聞いてほしいという衝動にかられます。3人の天使はきっと私をお空から見ていてくれると思っています。命の尊さをいやというほど教えてくれた3人に恥じないよう今目の前の子ども達を慈しんで育てていきたいと思っています。

高齢出産も今は珍しいことではありません。皆さんもまだまだ今からです。でも気持ちが苦しくなったら少しお休みすることも必要かもしれません。リフレッシュするとまた力が湧いてきますから・・・

長々と聞いていただいて有難うございました。自分自身でも心の整理がすこし出来たように思います。



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