Title: 【出産報告】8週 稽留流産後の出産
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2009年、妊娠8週で稽留流産をしました。 妊娠を意識しはじめて、2年目でやっと授かった命でした。 先生から「心拍が確認できない」と告げられた時の事を思い出すと、今でも心臓がギュッと苦しくなります。 悲しくて、辛くて、やるせない想いでいっぱいでした。
それから3回生理を見送りました。 本当なら生まれてくるはずだった月が迫るにつれ、妊娠できない不安と、会えなかったわが子を想うと悲しさが増しました。
気分転換に、主人と2人でハワイ旅行に行きました。 イルカと遊んだり、思いっきり旅行を楽しんできました。 その翌月、待望の妊娠がわかりました。 ちょうど出産予定だった月に妊娠が分かりました。 あの子が戻ってきてくれたのかな?と思ったりもしました。 嬉しくて嬉しくて、旦那と喜んでる半面、また流産したらと、頭に常に不安がよぎりました。
毎回行く健診が期待より不安でいっぱいでした。 「心拍異常ないですか?」と、毎回、一番に聞きました。 妊娠後期になってもずっと、生まれてくるまで不安は消えませんでした。
初期には卵巣の腫れ、中期には逆子で悩まされ、後期には張り止めの薬を飲んだり、臨月になってもなかなか生まれてこず、ずっと心配は尽きませんでしたが、予定日を1週間も過ぎて元気に生まれてきました。
首にへその緒が巻き付いていたせいで、すぐに産声をあげず怖くなったけど、取ったとたんに大きな声で泣いていました。 わが子を腕に抱くと小さいのに重くて、愛おしくて、やっと会えた喜びと、色んな想いがあふれました。
流産を経験して本当に辛く悲しかったですが、もちろん今も思い出すと涙は出ますが、ここにある新しい命に感謝する日々です。
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