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  出産報告・稽留流産後の出産

[14] さや

Name: さや
Date: 2005/10/05(水) 16:05
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Title: 出産報告・稽留流産後の出産    
このhp立ち上げのころお世話になりました。さやです。久々にこのページに来たのですが、みなさん本当に辛い、辛い体験をされているんですね・・・。私もみなさんの体験見ながら自分の体験と重なってしまって、涙があふれました。

流産体験記を書かせてもらいその中に妊娠報告をする、とう目標を書いていたので私の体験記をかかせていただきます。少しでもみなさんの励みになれば・・・・。

私は2003年10月9日に、稽留流産で天使ちゃんをお空に返しました。長い不妊治療のお休み中にやってきてくれた天使ちゃんでした。流産手術直後は本当にこのまま狂ってしまいそう・・と言うくらい落ち込み、毎日苦しかったです。その中でポコズママさんのhpに出会い、救われました。

そして、体と心を休め、不妊治療を再開しました。またこんなに辛い思いをしたくないと思ったので、今度不妊治療で通い始める病院は、不育にも力を入れている病院を選びました。心拍確認後に流産しているということから、先生から簡単な不育の検査を勧められそれをうけることにしました。その結果、血液が固まりやすいということがわかりました。本当に検査してよかったです。

片道1時間をほぼ毎日通わなければならないし、注射も痛い・・・、はっきり言って大変でした。それに加えて漢方治療(周期療法)もしました。

その結果、2周期目の卵管造影検査後、奇跡的に妊娠できました。とてもうれしかったのですが、それ以上に不安がおそってきました。また流産したらどうしよう・・と。

妊娠が判明してからも私の場合治療でした。まず、妊娠を維持させるための注射(黄体ホルモンだったと思います)、血栓予防のための小児用バファリン服用です。それと、周期療法の流産防止の漢方薬も飲みました。以前流産した10wが壁だと思って、それまでは本当にビクビクして不安で不安で仕方なかったです。

そんな不安の中、9wで出血。朝起きて、どろっという感覚で恐る恐るトイレへ行くと出血してました。またか・・という思いと助けて・・という思いで、泣きながら病院へ行きました。
その結果、無事心拍は確認出来、安心しました。とはいえ、切迫流産の診断で安静でした。そのころはトイレへ行く以外には殆ど寝てました。ところが出血は出ては止まりの繰り返しでした。そのたびに、病院へ行ってました。

やっと出血が落ち着き、4ヶ月になったので不妊専門病院から、分娩予定の大学病院へ転院しました。その大学病院、以前流産手術をした病院なので、いやな気持ちでしたが、経緯も知っているし、安心あのでその病院を選びました。偶然担当医は、以前流産手術をしてくれた先生でした。

私の場合慎重に見ましょう、となり2wに1度の通院でした。4ヶ月に入り出血もなく10wの壁も越え順調だ・・と思い始めた頃、また出血。さすがに、血の気が引き、不安の中病院へ。そして、そのまま入院になりました。点滴と投薬で出血も落ち着き赤ちゃんも育ってくれました。2週間ちょっと入院して退院。

安定期を迎え、水天宮にもお参りに行きました。5,6ヶ月は安定期で夏の暑い中不安はあるものの心は穏やかに過ごせました。

ところが、7ヶ月に入り検診に行くと赤ちゃんの頭がかなり降りてきてしまって、切迫早産という診察を受けました。それに加えて胎児が小さいということでした。1週間は自宅安静でしたが、翌週に診察に行くと入院宣告されてしまい入院になりました。24h副作用の強い点滴をうち続けました。張りがで手はふるえるし、足もふるえ、点滴で手は傷だらけ、副作用で湿疹だらけになりました。入院部屋からも出ることを許されず、ずっとベッド上での生活でした。張りが頻回になるたびに点滴の濃度を上げ、maxまで点滴が強くなりました。辛かったけど、これで無事出産できるなら・・と思い耐えました。

そして、無事正期産を迎え退院。その後陣痛が来て、あっという間の安産で女の子を出産しました。入院生活で安静にしていたので、育ってくれて小さめながら母子ともに退院することができました。トータルで4ヶ月弱の入院でした。私の妊娠生活は、はっきり言って不安ばかりで辛い物でした。

今娘は5ヶ月、もうすぐ6ヶ月になります。隣で眠っているかわいい我が子を見ると、本当にがんばってよかったと思います。元気に生まれてきてくれたこと、成長していく娘の姿をみて本当に幸せで涙が出ます。生まれて来てくれてありがとう、って毎日娘に言ってます。流産、不妊治療を経験して命の重さ、大切さが身にしみました。

私と娘、天使になってしまったあの子が守ってくれたのかな・・って思います。天使になってくれた子の分まで娘をかわいがって慈しんで育てます。そして、天使になったあの子のこといつまでも大事に大事に心の中で想っていたいとおもいます。
(掲載日:2005/8/11)



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