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  出産報告・3回の流産を経験しての出産

[13] まゆり

Name: まゆり
Date: 2005/10/05(水) 16:03
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Title: 出産報告・3回の流産を経験しての出産    
私は4歳と1歳の娘がいます。ですが、長女が生まれる前に二度、そして次女が生まれる前に一度の計三度流産しました。

初めての妊娠は検査薬に薄い反応が出ただけで、すぐ少量の出血。初めてだったので心配で、夜でしたがすぐ病院へ。そこでは生理みたいに終わっちゃうかもしれないけれど一応入院してみる?といわれ入院しました。胎嚢もなにも見えず不安なまま一週間すごし、稽留流産と診断され手術なしで退院。おもえばこの病院はむやみに入院させるところで、この妊娠は精度の高い検査薬だからわかった普通なら気づかれないまま生理として終わる妊娠でした。でも初めて妊娠した私にとってものすごく悲しい出来事でした。

二度目は基礎体温も毎日つけて計画的に妊娠。検査薬もはっきり陽性で大感激!前回と同じ病院で胎嚢を確認してもらうも、週数に比べて小さいといわれ排卵が遅れたかも、といわれました。一週間おきに診察を受けましたが、胎嚢は徐々に大きくなるけれどいつまで待っても胎児は現れません。そのうち胎嚢自体がくずれてきて稽留流産と診断。先生はよくあること、10人に1人。と淡々と話され、ものすごく傷つきました。手術前、ラミナリアを挿入し一晩苦しみねむれませんでした。翌朝トイレに行くと何か白いものがずるっと出てきて、とっさに「この中に赤ちゃんがいるんだ!このままトイレに流しちゃいけない!」と思い看護婦さんを呼びました。心配ないよと気遣ってくれ、でてきた胎嚢を先生の所へもっていってくれました。手術は全身麻酔であっというまに終わり、手術室から出ると旦那がいましたが、麻酔がきいててうまく話すこともできず、ストレッチャ-の上でただ涙が流れるだけでした。

その後、タイミング妊娠法の本を見つけ、妊娠のメカニズムについていろいろ勉強していくうちに、「初期流産は染色体異常で長くは生きられない赤ちゃんであり、自然淘汰される。これはお母さんがどんなに安静にしていても防げるものではない。また妊娠に気づく前に死んでしまう(つまり生理予定日前)赤ちゃんもたくさんいる。実際は受精卵のほとんどが気づかない妊娠で終わっている。」ということを知りました。そしてそのような悲しい妊娠をしないためにも、精子と卵子が共に新鮮で元気な状態で受精できるようにタイミングを計る大切さを知りました。それからは排卵検査薬を使い、基礎体温では正確に予知できない排卵日を知ってチャレンジ!みごと妊娠、そして出血など心配もありましたが無事長女を出産しました。

でもその次の妊娠は、無計画だったため排卵日と少しずれてしまいました。初めからだめかも・・と思っていたのに心拍が確認され、希望がもてました。このころ働いていたのですが、つわりもあり毎日がとてもしんどくへとへとでした。そして次の診察で、エコーを見ている先生がずっと無言。なんだか嫌な予感がしていた私に、赤ちゃん大きくなっていないね。前回の診察時より2ミリ大きいからちょうど二日後に亡くなったんだね。と・・上の子がそばにいたのでぐっと泣くのをこらえ、手術の予約をして帰りました。当日は旦那は子どもの世話があるため私一人で病院へ。前回とは違う病院だったので、二時間の日帰り手術でした。

それから半年後、また排卵検査薬を使って妊娠!次女の誕生です。そして現在、また妊娠して胎児心拍を確認したところですが、実はこの妊娠、予定外のもの・・排卵日より四日ほど早く、私はまただめになっちゃうのかな、と心配しています。流産ってママもパパもそして赤ちゃん自身も悲しいもの。タイミングを計ることで少しでもこの悲しみからぬけだせるならば・・それから、淡々と話す医師に傷つくかた、とても多いと思います。でも三度流産を経験してきて、これはある意味正しいのかな?と思うようになりました。もちろん医師は優しい言葉をかけるべきです。でも、自分が気づかない妊娠がたくさんあるそのなかで、たまたま長く生き、ママにアピールして去っていってしまった赤ちゃんと、気づかれないままおわった赤ちゃんのどこに違いがあるのでしょう?もしかしたら、流産に終わった赤ちゃんのほうがママの愛を感じられて幸せだったかもしれない。どの赤ちゃんも元気で生まれてきてほしいけれど、自然は強いものだけが生まれるように淘汰している。もし生まれてきても長く生きられないから・・私たちにはどうしようもできないことなのです。だから、冷徹に聞こえるかもしれないけれど、科学的に考える事で、ママは自分を責めなくってすむんです。自然界のルールを理解すると冷静に流産を受け止められる。どうか自分を責めないで!
(掲載日:2005/3/29)



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