Title: 中国情報お届けします。1
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中国情報(2011/2/28) ■ 個人の海外投資を、上海市が解禁へ 上海市は2011年上半期を目途に、個人の海外投資を解禁する政策を打ち出す方針だという。 中国では原則、個人の海外投資を禁止しているが、海外投資の解禁で個人の投資手段を多様化し、国内の余剰マネーを海外での投資資金に充当させて国内のインフレ圧力を緩和する狙いだという。 詳細は報じられていないが、上海市が進める国際金融センター構想の一環として計画を推進し、今年上半期中に中央政府からの認可取得を目指すと思われている。 ただ、海外投資に活用できる資金は、個人が保有する外貨に限定するとの見方もある。 これまで個人の合法的な海外投資手段は、当局に海外資産での運用を認められた運用会社の投資ファンドに限られていたが、中国の経済発展に伴い、個人にも海外投資の解禁を求める声が広がって いた。 浙江省温州市も今年1月に、個人の海外投資を解禁する計画を明らかにしている。
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