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これ。何が上記のものと違うかというと、制輪子の位置が下がっている。 この制輪子は吊り位置が変わっただけで、ブレーキ押棒や支点は従来の物を使っているから、ブレーキ押棒の角度が前後位で違う。 今までは制輪子は車軸中心線上にあったが、なぜ下げたかというと、ブレーキ緩解を確実せしめるためと思われる。 ブレーキは緩む時は確実に緩まないとまずく、現代の貨車の基礎ブレーキも重力を利用して緩む方向に働くように作られている。 このタイプへの改造は自連化頃には一般的になっているが、これは空制導入により制輪子の種類を統一したことも影響したものと思われる。
なお、真空ブレーキの導入に当たっては山陽鉄道辺りで試行錯誤してて、変てこな基礎ブレーキも存在した。
..2022/01/27(木) 22:35 No.455
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