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No.16 への▼返信フォームです。


 ◆ ヨ8000形の屋根の色について。    ++ にわとり [URL]  

 
 
仕事疲れでヘトヘトだよ。
まあ、明日は平日休みだからじっくり休養しよう。

ところで新たにリンクさせて頂いたB767-281のブログさんですけど、過去ログをパラパラ見させて頂く中で、2013年1月31日

の記事に私にとってとてもありがたい写真を掲載されておられるのを発見した。

昭和56年(1981年)に撮影された、ヨ8000のグレー屋根の明瞭なカラー写真である。


実は、ヨ8000の屋根色に関しては 個人的にずっと釈然としないものがあった。
というのも、ヨ8000形は昭和49〜54年(1974〜79年)の間に製作されたが、新製車の屋根の色はどうやら黒なのである。
しかし、ヨ8000形の模型では灰色屋根のものがあるし、全般検査時に灰色を塗装簡略化で黒に塗るなら分かるけど、黒の屋根をいちいち灰色に塗り分けるのは疑問だった。

だから、ず〜と灰色屋根が明瞭な写真を探していた。
しかし、ヨ8000の屋根は大きな丸屋根で光が反射し、白黒写真では判定困難。
カラー写真で屋根は薄汚れてるけど、明らかに通風器が明灰色のものがあり、
「ああ、灰色もあったんだ。」と納得していたが・・・、

あとで、ヨ8000形の正式図面を見さしてもらったら、屋根の塗装指示はないものの、通風器はFRP成型色のグレー無塗装をうたっていた。
つまり、屋根本体の塗装は指示が無いけど、こういう場合の図面の読み方からして、指示がない場合は一般と同じ つまり黒で、通風器は無塗装が正規と言う事になる。

そこで考えられるのは、模型では灰色の通風器を見て屋根全体を灰色と解釈して製品化したか、じっさいに灰色屋根に塗った車両があったかになるが、
工場の中の人が通風器灰色の塗装指示を読み間違えて、全般検査時に屋根全体を灰色にわざわざ塗ってしまった可能性もある。けっこうあるんですよ、この手の間違い・・・。

で、やっと今回、ヨ8000に灰色屋根があったのを確認できたわけです。
ここまで長かった・・・。いや、話題にならないだけで貨車研究者の方には常識の話なのかも知れませんが・・・。


..2015/05/19(火) 23:46 No.16
 
 ◆ Re:ヨ8000形の屋根の色について。    ++ B767-281(クハ415-1901) [URL]  

 
 
にわとりさま、こんばんは。

お邪魔致します。

私が昔撮った写真がお役に立ててなによりです。

ヨ8000に灰色屋根の車輌があったとは、わたしも気付きませんでした。真岡鉄道の真岡駅横のSLきゅうろく館に数両のヨ8000が保存されていますが、写真を見る限りでは黒屋根のようでした。
ただ、面白かったのは線路を挟んで反対側に留置されているヨ2両ワフ1両のうち、ワフ29760は見事に灰色屋根を保っているのが分かりました。


..2015/05/20(水) 18:36 No.17
 
 ◆ 書き込みありがとうございます。    ++ にわとり [URL]  

 
 
ヨ8000の灰色屋根は、おそらくごく短期間のエラーですが、ある程度の両数が いたみたいですね。
貴重な写真を残して頂き、ありがとうございます。
ワフ29760の屋根はどうなんでしょ? 木製屋根で傷みやすいので展示の際の補修塗装かもしれません。

SLきゅうろく館は、私も9600がエア動態を見に行きました。
貨車もたくさん集められてて良い所ですね。


..2015/05/20(水) 23:34 No.19
 
 ◆ やはり黒が正規。    ++ にわとり [URL]  

 
 
そうこう書いてるうちに ヨ8000の塗装区分図の提供を受けました。

実物のグレー屋根は、通風器のネズミ1号に つられた塗装ミスでしょう。
ヨ8000形は 断熱材もしっかりしているので、遮熱塗装でもなさそうです。
国鉄末期の慌ただしい時期に、どこかの工場で わざわざ塗り分け塗装した事になります。
何両 施工されたのでしょうか?

模型のグレー屋根の場合は、
灰色屋根のヨ8000が存在した。→通風器が灰色のものがある。→新製時は灰色だった!
という連想から来るものでしょう。

ちなみにこのネズミ1号の通風器。
秩父鉄道のワフ50形でも採用しています。


..2015/05/23(土) 18:32 No.21


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