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[383]   める      2007/02/20(火) 17:50
 はじめまして
[返信] [引用]
 


質問なのですが、免疫が自己と非自己を識別する基準がクラスIMHC分子というタンパク質だと本で読みました。ウィルス、細菌が体内に侵入してきても、自分の細胞のクラスIMHC分子と違っているので細菌、ウィルスは非自己と認識され排除される。これが誰の体でもおきますよね。ではなぜ
花粉のたんぱく質には、反応する人と反応しないひとがいるのですか?免疫がたんぱく質を基準にしてるならすべての人が花粉を非自己と認識して花粉症になってしまうような気がするのですが?気になって夜も寝られません。

 
[384]   管理人 [URL]      2007/02/21(水) 00:02
 Re:はじめまして
[引用]
 


めるさま
はじめまして。
免疫学的に自己と非自己を認識するのがclass!であるかどうかということですが、免疫機構にはいろいろなものがあって、アレルギーなどはclass II(クラス2)の方ですね。自分のクラス分子と違うか同じかで見分ける訳ではないんです。花粉にはクラス2分子もクラス1分子もありません。詳しくは非自己の認識という、私の書いた”免疫”の所を見て下さいね。

それで、花粉ですが、誰でも反応しています。それが花粉症として強くでるかどうか、ということですね。
それはその人のT細胞の反応性が強いかよわいかということになります。それぞれの人のT細胞反応性によってアレルギー疾患がでるかでないかが決まってきます。
わからないことがあったらまた書込みして下さいね。
今後ともよろしくお願いいたします。










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