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[462]   私のインコはつぶちゃんです      2008/02/21(木) 00:09
 原発性胆汁性肝硬変
[返信] [引用]
 


 基本中の基本と思いますが、PBCの判定の際、検査項目でIgMと抗ミトコンドリア抗体を測定していますが、IgMが上昇するのはなぜでしょうか??腹部エコ−を勉強するようになり、症例を見ているとありましたので・・・。
ある人は、「初期感染でIgMが上がるから、今病気になったか見る為じゃない?」といいましたが、免疫グロブリンは肝疾患で上昇するとあったので、どうも納得いきません。
よろしくお願いします。

 
[465]   管理人 [URL]      2008/02/25(月) 02:05
 Re:原発性胆汁性肝硬変
[引用]
 


はじめまして
IgMの検査は基本的にいつごろ感染したかを確かめるためです。人は感染時に、まずIgMが上昇し、一ヵ月後くらいからIgGが上昇します。これは正常な反応で、B細胞が正常に働いているとこういうクラススイッチが起こってきます。
PBCの場合、自己免疫疾患のような症状がでてきます。この中で、B細胞反応性に異常が生じ、IgMが高くなるという症状がでます。初期であるともちろんIgMが高くなりますが、それとは別に高IgM血漿になってしまうのがPBCの特徴です。
したがってIgMを検査すると診断できるということになります。また、時間があるときに詳しく説明しますね。
よろしくお願いします。










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