違星北斗のことを「『アイヌの啄木』と言われている」と平気で書く人がいるが、どうなんですかね。
誰が言い始めたのかもわかりませんが、北斗のことを少しでも知っていて、啄木のことも少しでも知っていたら、とてもそんな呼び方はできないんじゃないかと。
そりゃ、キャッチーかもしれませんけど。
ここだけの話。 北斗は石川啄木のような人間ではありませんよ。 対極でしょう。
啄木のことも、北斗のこともよく知る金田一京助がそれを言ったんだったら、まあ、いいでしょうが、私が知る限り、金田一京助にそんな発言はない。
啄木ファンには悪いけど、金輪際、『アイヌの啄木』と呼ぶのはやめてほしいもんだな。
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管理人 ++.. 2011/03/02(水) 02:37 [532] |
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呼吸をする度に細工物のように上手い素晴らしい短歌をこさえることのできる
石川啄木と、一人で民族の未来を背負って起った違星北斗とでは
あまりにも立ち位置が違いすぎるんじゃないのかなぁ。
別に、啄木をどうこういうつもりはないんですが。
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管理人 ++.. 2011/03/02(水) 03:00 [533]
[引用]
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でも……やっぱり……悪く書いちゃうけど、啄木という名前は、どうも「ダメ人間」というイメージが強すぎるんだ。それは、北斗を通じて金田一京助の生涯を知っているから余計にそう思うのだろうけど。
「アイヌの啄木」なって書いてありがたがっちゃう人は、とてつもなくだらしない啄木の存在がいかに金田一の研究の障害になったかを知らないんだろうな。もちろん、金田一の研究にはいろいろな問題があったのだけれど、それはひとまず置くとして。
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管理人 ++.. 2011/03/02(水) 03:16 [534]
[引用]
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ちなみに、金田一京助は違星北斗のことを
「知里幸恵を男にしたような」
と譬えています。
こっちのほうが痛快な譬えだと思うのは私だけでしょうか。
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管理人 ++.. 2011/03/02(水) 03:19 [535]
[引用]
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