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「海紅」投句板
自由律俳句結社「海紅」の投句板です。同人以外の方もどうぞご利用下さい。
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■ 2023年8月28日(月) 自由律俳句
++ 田中教平
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孑孑、孑孑、芒洋、芒洋
気分変えたいとしてコーヒーの飲みすぎだ
駄目だつかれている眠ろう
突きあげるものもない漂って晩夏
沈み込む運気に一人
洗いながしてくれないか一握の砂
ひとり救われてゆくなにも救うことができない
無気力の涼しい風に吹かれて
トラウマの話ししてベッドに倒れ込む
どっとつかれているに朝顔は
..2023/08/28(月) 15:25 No.1110
■ 2023年8月26日(土)
++ 田中教平
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2023年8月26日(土) 自由律俳句
雷雨、父のしごとを心配している
雷雨、キュービクルをおもい電験をおもう
わくわくしたここちの波に戸惑う
シンク掃除、神経質に行う
リハビリとしてまずは床拭きから
モチベーションを削ぐ詩句だ味気ない
病人として医師にいいことだけ告げる
まぼろしの声消えて安心している
診察日、入ったラーメン屋が良かった
家事のしすぎの反対妻を困らせて
..2023/08/26(土) 16:46 No.1109
■ 2023年8月25日(金)
++ 田中教平
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2023年8月25日(金) 自由律俳句
グミ噛みつつウィンドウに向かっている夏の午後
明日診察日にしてお金がない、黙っている
夏休み申請してとおく窓の外みる
昼寝していたかつてのじぶんに喝
書斎整頓しようかハードロックをかけようか
パソコンしまって山頭火全句集を閲す
とかく落ち着けないことの物を書く
古典ブルース聞いて心象風景もろこし畑
つまの笑い声聞きつつしずか生活である
ちょっとコーヒーを一杯また文に向かう
..2023/08/25(金) 16:06 No.1108
■ 2023年8月23日(水)
++ 田中教平
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2023年8月23日(水) 自由律俳句
コーヒーばかり飲み効かない頓服
先生のこと気にしつつ晩夏です
さびしみ満ちてくるさびしいと言う
くもりびのいいえ雲のしろさよ
批評家を批評する外の外でどこ?
つまが二階でみずおとがする仕事しているか
あらためてあらたなる私は病後
砂糖含みつつ内臓のしんぱいしている
詩、未満のそれこそ詩だとおもう折れた花
くたびれている、冷房に嫌気
..2023/08/23(水) 13:29 No.1107
■ 2023年8月22日(火)
++ 田中教平
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2023年8月22日(火) 自由律俳句
わかるということ頭の電球のひかり
あなたにわかりわたしにわからない絵のタッチ
色に限ればしろいろからまず考える
午後八時に起きてそれから眠れない深夜二時
とてもカルシウムの足らない苛立ち
ようくみんな起きている午前二時
つまが腹出して眠っていてかわいい
よろしくとてもさびしいわたしへ
気にかかる眠れないこと、くすりの数
悪いことはないとひとり天井を眺めている
..2023/08/22(火) 01:56 No.1106
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