良いそば粉に、良い打ち手、加えて良い職場いや食場。 
やっぱり上手かった食場、だから旨い蕎麦。 
各地に美味い蕎麦を求めて遠路はるばる訪ねてみる。雑誌や本や、ネットにと、美味い蕎麦屋の話を聞いて、あれやこれやと想像を重ねて、ついには現地に食べに行く。 
勿論、技は最大重要、しかし蕎麦の味には打ち手の人柄、職場の雰囲気が現われる。 
最近にわかに「幸福度」が話題になる。行き過ぎる経済至上主義にはいささか疲れを感じるものの、どこか満足がない。 
国レベルでは「ブータン」が国内的には「福井県」（法政大院調べ-11月10日朝日新聞）が幸福度ナンバーワン。 
「味わいの里三日月」には「心にほっとする味」がある。「茄子の漬物」も絶品。それに「特性味噌」も早く味わってみたい。（愚羅府人・グラウト）