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私の家の縁の下の脇と石垣とのほんのわづかなすき間に いつのまにか根付いて 何十年と成長を続けている キササゲの木がある。 春過ぎに葉が大きく幾重にもしげり道行く人に快い日陰を提供し 夏にはまだら模様の淡黄色の花をさかせ 今 葉の下からササゲに似たさやを沢山つけている。
この実を煎じて飲むと 腎臓病にいいとかでもらっていった人がいた。 秋になると 植木屋さんが 枝を落としていってしまうから 気の毒に思う あまり道にせり出すといけないから・・ 切られても 切られても 毎年この時期になると 立派に実をつけるキササゲ・・ずっとずっと生きていてほしい。 実家の建て替えで両親が丹精に育てた庭の木たちは1本も残らず 取り除かれた中で お前だけが生き残ったたった一本の木だから。
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