Title: お金よりも、まず供養を。翌日にはご住職とお話させていただきました。
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種別 : 没後戒名 受者 : 両親 都道府県 : 東京都 申込み理由 : 生前、母から「葬儀はしなくても良いけど、戒名はお父さんと同じ位のものを」と言われていたにもかかわらず、実際には、葬儀の時に葬儀社から説明された戒名料があまりにも高額だったため、戒名をつけずに無宗教で葬儀を行いました。 その後、四十九日までには戒名をつけてあげたいと思いながらも、経済的な理由からそのままになっていました。 ネットでいろいろ調べていると、もっとドライに形だけ戒名をつけてもらえるサイトなどもありましたが、ほんとうにそれで供養になるのか?でも、戒名がないのは申し訳ないのでこれで妥協するしかないのか?と葛藤していました。 そんなときに「戒名の会」のHPを拝見しました。 そこに書かれている ・仏教はもとは一つ。 ・檀家制度は江戸時代に住民を把握するための制度から始まったもの。特定の信仰心からではなく、どこの住んでいるかによって宗派が決まった。 ・お金よりも、まず供養を。 などの考え方に、共感し、その翌日にはお寺でご住職とお話しさせていただきました。 感想 : ご住職とお話しをしたときに、母の生前好きだったもの、性格などを申し上げました。 いただいた戒名は、ほんとうに母にぴったりで、初めて見たときには涙が出てきました。 住職への手紙 : 20年前に父が亡くなったときは、いわゆる「葬式仏教」で、葬儀社から紹介されたお坊さんに葬儀をお願いしました。 その場限りのお坊様にお経を読んでいただいて、私はお話をした覚えもありません。 一般的な戒名代が高額なのは、お寺を経営していく上で必要な収入なので、それが悪いとは思いません。 でも、供養はしてあげたいけれど、経済的な余裕がない。 何の信仰心もないのに、その場限りのお坊さんに高額のお布施を払うのが納得できない。 と感じている人はたくさんいらっしゃると思います。 今回、こちらとご縁を持てたことを感謝しております。 母に戒名をつけてあげることができ、法要もお願いすることにしました。 きちんと母を供養してあげることができて、ようやく心の重荷がとれた思いです。 私は特に何かを信仰しているわけではありませんが、「仏縁」なのかもなぁと感じました。 「戒名の安売り」「戒名はそんなものではない」などの批判も読みましたが、 内容を見れば、どれもこちらの趣旨を知らずに批判していることがわかります。 「出る杭は打たれる」といいます。 いろいろ障害や批判もあるかとは存じますが、これからも私のように困っている人たちを助けていただけるように 「戒名の会」とご住職の考えが広く知られるようになることを祈っております。 心からお礼を申し上げます。 ありがとうございました。 紹介 : 実名で紹介しても構わない お名前 : けろ
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