Title: 自らのモットーが文字として織り込まれ,それを自分自身が直接授かったということに満足感があります。
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申し込み種別 : 生前戒名 受者 : 本人 都道府県 : 東京都 申込の理由 : 父の葬儀を施主として執り行った際に,お寺の都合と親族の好き嫌いで振り回され,とても大変な思いをしました。
父の生前の意向も余り分かっておらず,不本意な結果でした。
自分のときは,少なくとも,最低限自分の意向が伝えられ,家族が振り回されないようにしたい。
特に自分はシンプルに済ませたいと思っているのですが,親族の口出しが一番怖いので,固める所はしっかり固めて,家族がこれを根拠に,主張できるようにしておきたい,そう考えました。生前戒名はそのひとつの方策でした。
戒名について感想 : 自らのモットーが文字として織り込まれ,それを自分自身が直接授かったということに満足感があります。
多くの場合,戒名を授かっても自分が目にすることはありません。
今後は,号としてニックネーム的に使用し,生前戒名を持っていることを周囲に知らしめていこうと思っています。
住職への手紙 : 多くの批判は,「既になくなってしまった方への対応」としての儀礼にあるのではないでしょうか。今は直葬や散骨など,自分自身でもある程度選択できる時代です。生きているうちに自分が自分の葬儀をコントロールできる権利を持っていると思います。貴寺のこうしたやり方は,自分の死後を自分自身でコントロールすることを支援し,同時に,生きている間の意識改革にも明らかにつながっていると思います。結果として,人生にとってはプラスに働いていると確信します。
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