Title: 骨壷に書かれた生前の名前のまま、送らざるえなかったことへの悲しみ
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申し込み種別 : 没後戒名 受者 : 両親 都道府県 : 東京都 申込の理由 : 予期していた事とはいえ、現実となってしまったことに(孤独死させてしまったこと)動揺、悲しみ、後悔が、次々と湧き上がる中、それでも人任せにはしないの一心で母の残滓をかき集め、清める事に没頭した日々、とにかく火葬をしたのみで(早くその姿から開放しなければの、思いしかなく)考えてみれば、墓も無く、手元供養しか方法がありませんでした。
戒名について感想 : これが母なのだろうかと始めは戸惑いもありましたが美しく、聡明(女としては、不幸な人生でしたが)な 母に、綺麗な戒名を頂いたと思えるようになりました
住職への手紙 : 81歳の母を、60歳の娘ひとりが送ることとなり貧しいなかからも、無事戒名を頂く事ができましたこと、たいへんありがたく感謝しております。 批判も多い事と思われますが、私どものように事情を背負った者にとりましては、骨壷に書かれた生前の名前のまま、送らざるえなかったことへの悲しみは心を抉られるようにつらいものでした。 こんな思いをされる方が、一人でも救われますように存続していただける事を、強く望みます。 つち仏に骨の一片を残し、私が逝くまでは一緒にいたいと考えております。そのことでは、又ご相談したく思っております。急いで戒名をつけて下さったこと本当にありがとうございました。
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