Title: 受け取った瞬間、感激しました。
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受付番号 : 114 申し込み種別 : 没後戒名 受者 : 両親 都道府県 : 神奈川県 申込の理由 : 父親は、私たちの母親と離婚してから自由気ままに生きていたので、会うこともありませんでした。
はっきり言うと、恨んでいました。
母親が働いた給料では妹や弟を養えないので、私は独立していましたが給料の半分を母に渡していました。
おかげで、成人式の式典に参加できず黙々と働いていました。
そんな私に、久々に連絡があったのはお金の無心でした。
22年前に、苦労ばかりの母(51歳)が事故で他界してからますます父が憎くなって、心中では親子の縁を絶っていました。
年に2〜3回の電話連絡はありましたが、3年前に市役所の福祉課から入院の連絡をもらってから、父に逢うようになりました。
だいぶ前から生活保護を受けて生活してたようです。
現在、長女の私が兄弟を金銭的に面倒を見ていますので、父親の面倒までみることができなかったのです。
がんの手術をしてからは、週に2回程、往復3時間かけて父の病院に通い話し相手になりましたが、やはり父との距離を縮めることはできませんでした。
しかし、最期を看取った時に死に顔を見て、初めて父の苦しみも理解しようと思えました。
小さい頃の戦争体験で病んだ心を、お酒に逃げたのでしょう。
悔いが残らないようにできる事をしようと思い、インターネットで葬儀や戒名について調べていて戒名の会を目にしました。
戒名については、費用の明確な情報がありませんでしたので、とても助かりました。
20年前に母親が亡くなった時は、全て葬儀店に任せたので葬祭の段取りが解りません。
この儀式は、父を送ると共に、偽善者の私が後悔しないための儀式の様な気もします。
戒名について感想 : 本当にありがとうございました。
満足です。
住職への手紙 : ありがとうございます。
受け取った瞬間、感激しました。
父の全てが4文字に集約されていましたので、父も喜んでくれると思います。
どうぞ今後の宜しくお願い申し上げます。
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