Title: 【出産報告】9週流産、32週6日早期常位胎盤剥離での死産後の出産
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3年前の11月に妊娠がわかり、その時既に36歳。 結婚自体遅かったので、子供については心配もありましたが、妊娠したことがとても嬉しくて、すぐ病院へ行き、胎嚢確認できてその後心拍の確認もできました。 ただその時に「少し心拍数が遅めですね、ここからあがってくることもありますので」と言われ、不安の中、心拍数が上がってくれることを祈りながら毎日を過ごしていました。 その後病院での検査で、「残念ながら心拍が聞こえません」と。 手術をするか自然排出を待つかと言われ、泣きながら自然に任せることにしました。 もしかしたら、また動き出すのではないか、そもそも止まってなんかなくて動いているんじゃないかって期待もしながら。
毎日、気にならないようにわざと仕事を沢山入れて、激務をこなしながら過ごし、ある日大きい仕事を終えた日の夜中、突然の激痛があり、布団は血の海で陣痛のような痛みが始まりました。 苦しくて、悲しくて、なんで・・なんで赤ちゃんやっぱり育ってなかったんだって、痛みと悲しさでしばらく色々考えられず、仕事を休むことにしました。 その後の病院では、子宮の中は綺麗になっているよ、と言われ、周りに自分から出て来てくれて親孝行な子だねといわれてまた泣きました。
その後、年齢的な事もあり早く前を向いて進んだ方がいいと言われ妊活を始めたその月にまさかの妊娠。 前回の子が帰って来てくれたんだと喜んでいましたが、前回があったので安定期に入るまでは本当にビクビクしながら周りにも6ヶ月に入るまでは報告できませんでした。 そして 前回では感じることが出来なかった胎動もあり、やっと迎えた妊娠9ヶ月、来週から産休に入れると、ウキウキしながらオムツを買いそろえたりしていたある日に突然の腹痛。 「また便秘の痛みだな」と思いながらトイレを往復。 何かしらの異常があったら出血があると思っていたので、出血がないただの腹痛では病院へ行っても仕方ないと思い、寝て回復するのを待とうと横になっていました。 しかし、なかなか痛みはひかず、そのうち動けないくらい痛くなりいよいよおかしいと救急車をよんで、すぐに病院でエコーをしたところ、先生が「お気の毒ですが・・・」と。 そこからは何がなんだかよくわからなくて、ただとにかく、赤ちゃんと会わなきゃという一心で促進剤での出産。 あと3時間で出産できなければ、あなたも危なくなるといわれました。 胎盤剥離での死産でした。 立ち会った主人の、悲痛な泣き声で、初めて赤ちゃんが生きていないんだということがわかりました。 産まれた赤ちゃんは本当に息をしていないのが信じられないくらい可愛いかったです。
そこからはほんとに地獄のような日々を過ごしました。
なぜ前回の子が戻ってきてくれたのに、ギリギリまで仕事をしたのか、痛いと思ったらすぐ病院へ行かなかったのか。 何万回自分を責めたかわかりません。 この時37歳。 絶望の中で仕事も休職し、3ヶ月位は何をしていたのか思い出せません。
半年が過ぎて、泣きながらでも前に進もうともがいていた中で、今回の妊娠がわかりました。 でも、妊娠期間はほぼ不安しかなくて、産まれるまでは何度も泣いたり眠れなかったりしましたが、なんとか無事に出産することができました。 2年間ほんとに長かったです。 ここの他の方の文章も何度も何度も読み励まされました。 今、辛い思いをしている方、絶対に励ます方にまわる日が来ます。 前を向くのが辛くなったら一杯泣いてください。 お空から子供達が見守ってくれていると思います。
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