Title: 【出産報告】17週前期破水による死産後の出産
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3年前の2010年1月に17週の胎児の命を亡くしました。 亡くした、という表現が正しいのかどうか今も自問自答の日々です。
前置胎盤による出血から自宅安静をしていたにも関わらず、色々と動き回っていた私。 出血から細菌が繁殖し、子宮内感染してしまい破水。 一度目の破水の後も元気な心拍音を聞かせてくれていましたが、 翌日二度目の破水の後亡くなりました。 その翌日に陣痛が来て、自然分娩で20cm130gの小さな子を産みました。
私が亡くした、私のせい。そう思いながら悔やむ毎日。 この気持ちを次の妊娠で変えられないか、と思いながらも なかなか妊娠せず、気持ちだけが焦っていきました。 そんな時、上司から「富士山に登って妊娠した人がいる」という話を聞き、 以前から興味のあった登山を夫婦で始めました。 運動嫌いでしたが、気持ちが山頂に向かって前向きになる、 森林浴で気持ちも穏やかになり、頂上に着いた時の達成感、絶景の数々。 夫婦で将来を話しながら、気持ちが上がっていくのがわかりました。
また今月ダメでも山に登ろう。そんな気持ちになっていった時に妊娠がわかりました。 2012年4月。死産してから2年3ヶ月、登山を始めて8ヶ月の時でした。 今回の妊娠も出血に悩まされました。 前回のことを踏まえ入院安静をとって、そして11月末、3385gの元気な娘が誕生しました。
前回の死産後、「胎内記憶」の本を読みました。 娘がお話できるようになったとき、聞きたい。 どんな気持ちでお空に還ったのか、 娘と一緒にお空にいたんだろうか。 私のせいなのだろうか。
それでも私たちのもとを選んでくれた娘、 大事に大事に育んでいきます。
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