Title: 【出産報告】無脳症による人工死産後の出産
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2010年8月、結婚してすぐに授かった、両家の初孫となる第一子を無脳症による人工死産で空に帰しました。 妊娠4ヶ月を過ぎているということで、人工死産、つまり促進剤を使用して分娩台の上にのって、でも産声のない出産でした。
妊婦さんや赤ちゃんから目を背ける日々が続いた1年後、妊娠が判明しました。 健診のたびに、何かあったらどうしようと心臓が口から飛びでそうなほど心配していました。
妊娠後期の母親学級で、陣痛室や分娩台の見学がありました。 初産であろう方々が興味津々に分娩台を見ている後ろで、「ここで産声のない娘を産んだんだ」と涙をぬぐいました。
出産に向けてこころに決めていたこと、それは「痛いと言わない。叫ばない」こと。 娘はもっとつらい思いをしたはずだから。
そしてこの5月に無事出産を終えました。
投稿や交流はしなかったけれど、ここでとても勇気づけられました。 ありがとうございました。
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