Title: 【出産報告】39週6日での死産後の出産
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2年前の3月、第一子となる娘を原因不明の死産で亡くしました。その際にはこちらの天使ママさんたちに、たくさん励ましてもらい、話を聞いてもらううちに少しずつ前を向いていけるようになりました。 ここのページもよく拝見していました。そして、いつか私も第二子を無事出産することができたら、投稿したいと思っていました。
2年前のある日、私は、その日一度も胎動を感じていないことに気づきました。初めての妊娠、出産でしたので、書籍などからの情報しかなく、胎動がないのは予定日も近づいていることだし、赤ちゃんが下りてきているせいなのかな?と思っていました。
でも、病院へ行って知らされたのは「お腹の赤ちゃんは亡くなっています」ということでした。 何がなんだかわかりませんでした。 それに、妊娠して安定期を迎えれば無事出産できるものとしか思ってなかった自分に腹が立ちました。娘とずっと一緒にいたのは私なのに、どうしてお腹の中で苦しんでいるのをわかってあげられなかったんだろう。 何度も自分を責めましたし、また、自分が死産したことを受け入れるまでにも時間がかかりました。
そして、そこから次の子を妊娠したくて、不妊治療に通いました。 一人目の娘は自然妊娠で授かった子だったので、治療を始めればすぐに次の子も授かることができると思っていましたが、結局約1年ほど通い、それでも運よく1回目のAIHで第二子となる息子を授かることができました。
妊娠中は、死産を経験された方なら誰しも思うことと思いますが、本当に不安との闘いでした。つわりが治まると、お腹の中で赤ちゃんが死んでいるんじゃないか?胎動がわからないと、また死んでいるんじゃないか?? 泣きながらお腹に「ママ心配だから動いて!」と頼んでいました。 予定日が近づくと娘のことを思い出し、亡くなっているのがわかった39週4日より早く産みたいと思っていました。
すると、息子は39週1日で生まれてきてくれました。 娘のときは促進剤での出産で、体力的にもしんどかったというのが正直なところですが、息子は自然に陣痛がきてからのお産だったので、陣痛の痛みさえも、もうすぐ会える!と思うと、幸せな時間でした。
そして初めて産声を聞いた瞬間、よかった・・・本当によかったと思いました。退院してからも、息子のつぶらな瞳をみると、無事出産できたことが嬉しくて涙してしまいます。 「生まれてくれてありがとう。」そう思わずにはいられません。
私は死産してから、こんなにも命を授かることが奇跡だなんて思っていませんでした。そして、無事に出産できることも奇跡だなんて考えてもみませんでした。 命の尊さ、夫婦の絆、人を思いやる気持ちなどなど、娘にはたくさんのことを教えてもらいました。
私の体験を読んでくださり、少しでも励みになれば幸いです。 本当に今まで助けてもらい、ありがとうございました。
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