Title: 出産報告・8週流産後の出産
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2004年5月、初めての赤ちゃんとはお別れしなければなりませんでした。 私にとっては今まで生きてきた中で一番かなしい出来事で、夏の間の記憶がほとんどありません。毎日、ポコズママのサイトを訪れることだけが生き甲斐と言ってよいほどでした。 仕事をやめていたので平日一人で過ごすことがつらく、早くまた妊娠したいと願い続けていました。
9月、気分転換にと出かけた旅行先で新たな命を授かったようです。 10月に夫がドイツへ二ヶ月間の出張へ出かけた晩、なぜか突然階段から落ちました。足の指が痛いので、レントゲンを撮ろうと調べると、検査薬が陽性に! 二人とも驚きましたが、もし落ちていなければ出張先へそのまま遊びに行っていたはずなので、私は天使のしてくれたことだと信じているのです。 初診は早すぎて何も見えませんでしたが、ドイツへ行って帰ってきた時には、小さな手足が心臓と共に動いていました。思わず涙してしまったのを思い出します。
その後、母親学級の帰りに自損事故を起こしたり・・・ 7ヶ月末からは切迫早産で2ヶ月間の入院となり、張り止めを飲みながら枕から頭を離すことも許されない安静生活の中、緊急で子宮口縫縮術を受けたのにもかかわらず高位破水したりと、いろいろありましたが、2005年6月、無事に女児を出産しました。 切迫早産のことでも、もし流産していなくてこのサイトでいろんな知識を得ていなかったら、もしかしたらまた失っていたかもしれない、と思ったりするのです。常に天使の存在を感じ、助けられながらの妊娠・出産でした。
また、入院してからは、危ない状態ではありますが、毎日ベビーの様子をチェックしてもらえるのがとても嬉しかったです。それまで、いつも不安で不安でたまりませんでした。結局、臨月になっても不安は消えず、ベビー用品の準備を最低限しかしなかったため出産後に困ったりもしましたが、仕方なかったと思います。 娘には、守ってくれている兄姉の存在と、命の重みを語り伝えていきたいと思っています。 (2005/8/26投稿)
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