Title: 【出産報告】2度の死産、1度の流産後の出産
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2008年8月、待ちに待った赤ちゃんをこの手に抱くことができました。
2001年10月に長男を出産後、死産、流産の繰り返しで、もう子どもは諦めたほうがいいのかな?と、なんども思いました。 2004年4月に28週で男の子(原因不明で子宮内胎児死亡)、2005年5月には、32週で女の子(全前脳胞症で子宮内胎児死亡)を亡くしました。
その後、やっとの思いで、また赤ちゃんをと思い始めた矢先に妊娠がわかり、今度こそ無事に生まれて欲しいと思っていたのに、2007年3月にまたも流産になってしまいました。
さすがの私も、長男を授かったことが奇跡だったのかなと思って、長男と主人と一緒に、これからの人生を楽しんで生きていこうと思い始めていました。でも「ぼくも兄弟が欲しい」という長男の姿を見ていると、やっぱり諦めきれない自分がいて、心の中はいつもモヤモヤしていました。
8月に生まれた次男は、妊娠3、4ヶ月のころに出血があって自宅安静にしていましたが、入院することもなく、予定日を少しすぎて自然分娩で無事に生まれてきてくれました。何もトラブルなく妊娠、出産されるお母さんが多いかもしれませんが、私は新しい命が誕生することが、どれだけ大切で重みのあることか、亡くなった子達が教えてくれたんだと思っています。辛く長い4年の月日でしたが、いろんな人と出会って、泣いたり笑ったりしながら過ごした日々があったから、次男を授かることができたと思うし、諦めずに頑張った自分を、子ども達はきっと見ていてくれたのかなと思っています。
今、死産や流産を体験して悲しみの中におられるお母さん、時間が必ず心を癒してくれると思います。辛い思いをたくさんするかも知れないけど、諦めないで、怖がらずに我が子をこの手に抱ける日を信じて下さいね。
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