Title: 【出産報告】8週稽留流産後の出産
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2006年12月に、第2子を8週で稽留流産した後、2008年3月、女の子を出産しました。すやすや眠る顔を見る度、この上ない幸せを感じる毎日です。
第1子は何のトラブルもなく出産に至ったため、第2子を稽留流産だと診断された時には、聞いたこともない言葉に戸惑い、ネットで調べるうちに悲しみに襲われ、そんな中、このサイトに出会い、助けられました。妊娠中は、ここで出産報告できる日を夢見てきたので、今こうして書ける喜びをかみしめています。
今回の妊娠は、第2子の出産予定日に妊娠が判明しました。でも、喜んだのも束の間、その1週間後には出血があり、切迫流産と診断されました。薬を飲んで、不安と戦いながらの安静生活を送っていましたが、お空のベビーも見守ってくれたお陰でしょう、無事に心拍が確認できた時には、嬉しくて涙が止まりませんでした。
しかしその後も、お腹の子は「小さい」と言われ続け、予定日2週間前の検診で「このままお腹にいても、大きくなれそうにない。明日、誘発剤を使って産みましょう」と言われ、また不安に陥りました。しかし、産まれた子は推定体重よりもかなり大きく、2500gを超えており、嬉しい誤算でした。産まれて6ヶ月、風邪ひとつ引かずとても元気な子に育ち、今は体重も標準です。
妊娠中は、まず、前回の8週を乗り越えたい、それをクリアすれば安定期に入りたい、そして次は胎動を感じたい。 一つ進むごとに、喜びよりも安堵感が大きかったような気がします。常に、まだ流産もあり得る、死産もあり得る、そんなことばかり考えていたような気もします。でも、流産を経験したからこそ、一層感じる命のありがたみや、子どものいとおしさ、そして何より家族への感謝の気持ちがあるのだと思います。 第1子の時は当たり前としか思っていなかった事を知るチャンスを、お空のベビーは私に与えてくれました。私達は5人家族、これからもずっと一緒です。
以前このサイトで、どなたかが「忘れ物を取りに帰っただけ」と書かれていて、私はその言葉にとても慰められました。そしてその表現は正しかったと思います、私の元には忘れ物をちゃんと持って、とても元気な女の子が戻ってきてくれました。みなさんの元にもいつの日か、天使ちゃん達の弟妹が元気に帰ってきてくれることを、心よりお祈り申し上げます。
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