Title: 【出産報告】37週死産後の出産
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2006年3月、初めての赤ちゃんを染色体異常による死産のため37週でお空に還しました。自分が死産してしまったことや同僚の妊娠など精神的なストレスから自力で排卵できなくなり不妊治療を経て死産から1年1ヵ月後に妊娠、2008年1月5日無事に天使の弟を出産することができました。
亡くなった赤ちゃんに染色体異常を疑わせる所見が現れるまでの妊娠経過は順調だっただけに今回の妊娠中は本当に不安が尽きませんでした。12週で出血・破水し切迫流産で絶対安静の入院となった時は「また失ってしまうんじゃないか」と泣いて過ごしましたが、破水が少量だったこと、その後自然に穴がふさがったこともあり何とか出産を迎えることができました。
退院後も毎週診察に通い羊水量は正常か(前回は羊水過多でした)、赤ちゃんの成長に遅れはないか、毎週のように先生に質問をして週数を重ねていきました。赤ちゃんの推定体重が亡くなった子の体重を超えその後も順調に増えて2500gに達した頃からはやっと不安よりも赤ちゃんに会える楽しみの方が大きくなってきたように思います。
出産予定日を過ぎてもなかなかお産が始まらず「ここまで頑張ってまた何かあったらどうしよう」と心配もしましたが、妊娠40週5日、自然に陣痛が始まり陣痛開始から6時間半で元気な産声を聞くことができました。今は無事に生まれてくれた小さな命と天国から私たちを守ってくれた小さな命に感謝しつつ忙しい毎日を過ごしています。
天使のお骨はまだ私たちのそばにあります。小さな弟がもう少し大きくなったら37週まで頑張ったお兄ちゃんのことを話して聞かせてあげたいです。
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