Title: 【出産報告】死産(無頭蓋症)後の出産
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一昨年の12月、定期検診で『無頭蓋症』と診断され、息子を空へかえしました。今生きてるのに!生まれた途端に生きていけない…また、そこまで命保つかも分からない。母子ともメリットはない。そんな医者の言葉だけが響き、ただひたすら止まらぬ涙と親であるのに、何も役に立てない無力さの罪悪感…15週と5日でした。
最初は彼を埋めるように次の妊娠を望みました。でも数ヶ月たち息子は空で一緒に生きている…そんな風に自分の心に少しずつ説得が出来始めたころ、再び妊娠しました。
妊娠中は不安で不安でたまりませんでした。15週まではトラウマで、またその週を過ぎると無事に生まれるか…!検診して無事でもその不安は拭えませんでした。時に息子を思い出しては涙し、また息子に赤ちゃんを見守ってほしいとお願いしたり。精神的には落ち着かない感じでした。出産は帝王切開でしたが、手術台で息子を思い出し号泣してしまいました。感無量でした。
今は無事に、元気に娘を腕に抱けることが出来ました。主人と上の娘、今生まれてくれた次女をつれ、また息子の墓参りに行きたいと思います。いつまでも私達は5人家族です。
例が少ない息子のパターンですが、同じようなお母さんの励みになればと思い報告させていただきます。
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