Title: 戒名は自分でつけると生前申しておりました
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種別 : 没後戒名 受者 : 配偶者 都道府県 : 外国 申込み理由 : 私は米国在住で、先日夫を亡くしました。いろいろと事情もあり、早々に葬儀を済ませ、遺骨は分骨とし、半分はここ米国ですでにお墓に埋葬(納骨)されました。四十九日の法要を迎えるにあたり、日本でと一度は考えたものの、遺骨が分かれてしまう前に、こちらで四十九日の法要を執り行い、夫が安らかに成仏できる事を願い、何とかそれまでに戒名を頂きたく、ウェブを検索した結果、本寿院のサイトを見つけ、お願いすることにいたしました。夫は密葬を希望しており、戒名は自分でつけると生前申しておりましたが、やはりご住職にお願いするのが一番だと思いました。経済的な理由もあります。相続関係で揉めていることもありましたので、今回は本当に助かりました。 感想 : 東京の夫の実家に姉がおり、書道家でありますので、遺骨を持ち帰りました際に何と言われるか、少し緊張致しますが、わたくしとしては、夫に自慢したいくらいの戒名を頂けたと思っております。四十九日の法要の際には、戒名負けしないように頑張るよう夫に伝えたいと存じます。 住職への手紙 : 亡くなりました夫は、由緒ある(と思います)家柄の長男で、存命中の姉も書道家であるなど、いろいろと難しい親戚環境ですが、本人は 自由奔放な考え方の人でした。40年以上の米国生活を経て、米国の自宅で長年の闘病の末、他界いたしました。この8年間はいろいろな葛藤に悩み、痛みに耐えての生活で、わたしがどれだけ夫の力になれたのか後悔やまない毎日を過ごしておりましたので、このたび 本寿院の御住職に戒名を頂き、また位牌までこちらに送ってくださるとの心づくしをいただき、心より感謝いたしております。夫の遺骨は日米で分骨になる為、どうしても遺骨が分かれてしまう前に四十九日の法要をここ米国にて済ませたくおもっておりましたので、本当に 故人の夫のみならずわたくしまで救っていただけた気がいたします。心よりお礼申し上げます。 なお、米国にも仏教会はございますが、葬儀にて読経をお願いしました僧侶は 夫の家の宗派と違いましたため、戒名はいただけませんでした。
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