Title: 中国情報3
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■日中間の貿易は、V 字型回復を実現 日本貿易振興機構(ジェトロ)がまとめた統計によると、2010年の中日間の貿易総額は3018億5千万ドルに達して前年比30%増加し、初めて3千億ドルの大台を突破した。 先に中国税関が発表したデータでは、同年の中日貿易額は2977億7千万ドルだった。 日中間貿易は、過去最高に 日本側の米ドル建て統計データによると、2010年の中日貿易のうち、日本から中国への輸出額は1490億9千万ドルで前年比36%増加し、日本の中国からの輸入額は1527億6千万ドルだった。 日本の貿易総額に占める対中貿易の割合20.7%となり、過去最高を更新した。 日本から中国への建設用・鉱山開発用の機械とその部品の輸出が大幅に増加し、増加率は105%に達して、過去最高の成長を遂げた。 日本のデジタルカメラやビデオカメラも輸出額が大幅に上昇し、半導体や自動車などの関連分野の輸出も好調だった。 自動車はバスや作業用車両の輸出も大幅に増加し、自動車関連の輸出増加率は81%に達した。 中国が日本に輸出する製品では、電気機械・非鉄金属・食品類の伸びが大きかった。 日本の対中輸出額は30%に 現在、日本の輸出額全体に占める対中輸出額の割合は約30%で、ニッサンやホンダは中国での販売台数が、既に日本での販売台数を上回っている。 日本貿易振興会(ジェトロ)のデータによると、第三国・地域を経由して中国市場に入る製品を考慮に入れれば、2010年の日本の対中貿易黒字は2兆1千億円に達するという。
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