Title: 週刊・中国情報:2011/10/31(抜粋)
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■ 中国の家庭財産、5年内に日本超える? クレディ・スイス傘下の研究院は「2011年グローバル・ウェルス・レポート」を発表し、今後5年間で世 界の財産が50%増の345兆ドルに達するとまとめた。 うち中国の家庭財産は2倍弱増加し、日本を抜き世界第2の富裕国になるという。 同レポートによると、2010年1月〜2011年6月、全世界の財産総額が14%増の231兆ドルに達し、 アジア太平洋地域が増加分の54%を占めた。 ラテンアメリカやアフリカの財産の増加も著しく、世界財産の増加を力強く後押ししている。 同レポートは、米国は依然として最も多くの財産を有する国家であり、2016年に財産総額が81兆ド ルに達する見通しとした。 成人の財産に基づく計算では、スイス・オーストラリア・ノルウェーが世界で最も裕福な国家だという。 ■ 中国の最低賃金、平均21%上昇! 中国人事社会保障部は10/25、7〜9月期に21地区(部・直轄市・自治区)が法定最低賃金を引 き上げ、その平均上昇率が21.7%だったと発表した。 引き上げたのは北京市・天津市・山西省などで、最低賃金水準が最も高いのは従来と同様に広東省 の深圳市で、月額1320元だった。 併せて発表した9月末の都市部の登録失業率は6月末時点と横ばいの4.1%だった。 人件費の上昇は中国に進出する製造業にとって大きな課題で、2015年には現在の2倍になるとの 見通しもある。 ■ MKタクシー、上海に現地法人設立! タクシーのエムケイ(京都市)は海外でタクシー事業の本格展開に乗り出すため、中国・上海市にこの ほど現地法人を設立、来年にも営業を開始する。
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