Title: 【出産報告】2度の流産(不育症)後の出産
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流産したとき、ほんとうに辛くて毎日泣いてました。長く勤めた仕事も2度目の妊娠がわかったときに辞めて、半年近く放心状態でいました。慰めの言葉を苦痛に感じ、人にも会わない時期が続きました。
このままでは駄目だと思い、習い事をはじめて出かける日をつくり、漢方薬と不育症専門の先生のところでの治療を受け始めました。治療で飲んだテルロンは気持ちが悪いし、漢方薬も苦くて大変でした。
妊娠がわかったその日は、ようやく妊娠できた喜びよりも、恐怖で眠れませんでした。つわりがはじまったところで、またもや出血があり、6週の時点で心拍が確認できず、先生に「駄目かもしれない」と言われたときは、毎日、顔の形がかわるまで泣き続けました。しかし、7週のおわりになって心拍が確認でき、そのときは脱力して立てなくなりました。
つわりもひどく長くて、点滴をうってもらいながら乗り切りました。妊娠中は、アスピリンを9ヶ月まで飲みました。つわりが終わってからは貧血と逆子に悩まされ、ココロ休まる日はありませんでしたが、11月19日、18時間の陣痛に耐えて、へろへろになりながら、女の子を出産しました。
今まで何度もくじけそうになり、そんな思いをしてまで子供なんていらないと思ったこともありますし、泣いてばかりでしたが、今、赤ちゃんをこの手に抱くことができて、ほんとうに幸せです。 育児もつらいと思ったことがないのは、ほんとの悲しみを知ったから強くなれたのだと思います。
このサイトにはずいぶん助けられました。自分だけつらい、といういじけた気持ちにならず、頑張れたのはこのサイトに集まった皆さんのおかげだと思います。
もし、今、辛い思いの真っ最中な方がいたら、頑張れないときもあっていい。でも、もし、赤ちゃんのいる生活に少しでも未練を感じているのなら、迷いながらでも踏み出して進んで下さい。 ほんとうにほんとうにありがとうございました。
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