Title: 【出産報告】 稽留流産後の出産
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一昨年の12月末、待望の第2子の妊娠がわかり、主人と大喜びしました。第1子を妊娠した時に早く病院へ行きすぎて、エコーで何も確認できなかったので、今回は確認できる頃に受診しようと考え、主人と都合をあわせて、1月25日、9週で受診しました。
エコーで確認できることを楽しみにしていました。 しかし画面を見て、おかしいことはすぐにわかりました。 先生から「残念ですがもう亡くなっています。5、6週頃亡くなったんでしょう」と言われました。 全く気付きませんでした。確かにつわりがなくなっていました。 毎日、毎日、泣いて暮らしていました。それでも、主人と娘は笑顔で私を包んでくれました。本当に感謝しています。
その子の出産予定日を迎え、その後、妊娠がわかりました。 お空の子が連れてきてくれたんだと、大喜びしました。 でも、心の奥では、後ろ向きなことばかり考えていました。毎日、お空の子とお腹の子に「ごめんね」と、謝り続けていました。 でも、ここで元気をもらいました。幾度となく心配事を相談させていただき、立ち直らせてもらいました。 ありがとうございます。
5月28日夜9時12分、無事に2,925gの元気な男の子を出産しました。20日の夕方から前駆陣痛があったので1泊入院したりと色々ありましたが、無事に出産にいたりました。
お腹の中でなかなか成長してくれず、本当に心配でした。 最後の検診で「胎内発育停止」と診断されて、予定日の6月2日に誘発分娩での入院が決まっていましたが、自然分娩で出産できました。陣痛の合間に頭がグンと下がるのが分かったり、痛くても、赤ちゃんと向き合ってお産ができたと思います。
生まれてすぐ、カンガルーケアをさせてくださいました。 その時、赤ちゃんが自力でおっぱいまで這い上がり、ほんの少し助産師さんの手を借りましたが、授乳することができました。感動的でした。 助産師さんも、実際見たのは初めてというくらい珍しいことだったようで、きっと、お空の子からのプレゼントだったと思っています。
今、隣ですやすや眠っています。あたたかい温もりに包まれて本当に幸せです。こんなに小さいのに、すごいパワーで幸せをくれます。 助産師さんに「きっとお空の子の分までみんなを幸せにしてくれるから、その分、お母さんも幸せにしてあげてね」と、言われました。涙が止まりませんでした。
今、こうやっていられるのも、ここで何度も何度も相談に乗って頂き、元気をわけてもらってきたからです。本当にありがとうございました。 ここにいらっしゃる皆さんに、幸せのシャワーがたくさん降り注ぎますように。
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