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 ■ #06
   ++ 田中教平    

 

地球回転太陽きらきらそらいいぞ

十二月天使があればあなたである

しぐるるや壁の落書きが濡れている

今生も十二月から急ぐ

世に惑う霊体の如すすき揺れて

野暮を競って芋ばかり食む

愚者聖者として人を見る目の失われて

つつがなく明日も今日の雑草として

なんくるないと海を山からとおく見て

目の奥つかれて大変に本読んできた

子規全集一巻予約、句こそわが道

心配ないことの熱すぎるお茶を頂く

早々頑張ります胃痛はここにありつつも

今朝も大丈夫のしんじつ阿弥陀なみだ

句の道は是入りやすくとおすぎる道か

湯のもとふかく縁として笑顔あふれる

きみといて本に良かった

竹のひかりみちあふれ体に入る

勇気のないわたしもグングン歩むべしだろ

溜息是気運の悪さきれいな水の滴っている

とてもじゃないが食いきれない芋だ

もったいなくも捨つることやり直すため

ひかりあからめ阿弥陀のなかに眠っているわたし



 

..2016/12/07(水) 21:02 No.701



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