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☆★☆最新情報7☆★☆


 
新規投稿 ] 
  見習期間中の解雇について  仲條拓躬 2026/01/07(水) 20:11 
  内服薬について  仲條拓躬 2026/01/07(水) 20:09 
  2026年熱海のお正月2日目  仲條拓躬 2026/01/06(火) 16:48 
  2026年熱海のお正月1日目  仲條拓躬 2026/01/06(火) 16:46 
  新幹線のディスプレィ  仲條拓躬 2026/01/05(月) 15:20 
  新幹線の分割併合運転の仕組み  仲條拓躬 2026/01/05(月) 15:19 
  東海道新幹線の本数増加について  仲條拓躬 2026/01/05(月) 15:17 
  ドクターイエローのお仕事  仲條拓躬 2026/01/05(月) 15:16 
  新幹線の信号について  仲條拓躬 2026/01/05(月) 15:15 
  1960年代の世界の動き  仲條拓躬 2026/01/05(月) 15:13 






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見習期間中の解雇について
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/01/07(水) 20:11
No. 8106
 
 
殆どの会社では、従業員が入社した際には見習期間を設けています。期間は通常3ヶ月で、長くて半年でしょう。見習期間は、本人の適性を見極めるための試用期間であると考えられますが、簡単に本採用を拒否できるわけではありません。

判決によれば、見習期間は「解雇権留保付労働契約」と解され、通常の解雇よりも広い範囲での本採用拒否の事由が認められます。但し、見習期間の解雇であってもその理由に正当性が求められることは当然です。

一般に解雇事由として認められるのは、
 1、勤務成績・勤務態度。
 2、健康状態。
 3、勤怠状況(出勤率)。
 4、協調性。
 5、書類提出状況、などに問題があったとき。

などです。要するに、採用してみたらどうしようもない加減な奴で、仕事をやる気も見られないというような場合には、本採用の拒否も止むを得ないと認められると言う事です。それでも14日を超えて使用した場合には、一般の解雇と同じように30日前に解雇予告を行なうか、30日分の解雇予告手当を支払う必要があります。

会社側は本採用の拒否を一般労働者の解雇と同じ重さがあると考えたほうがいいでしょう。そして、本採用の拒否に至るということは、採用選考時に十分な見極めができなかった面接担当者や人事・総務部門の失敗と言えます。

最近では、法的な制約を逃れるために、当初3ヶ月は契約社員として採用して、その後、正社員に登用するという手がありますが、まぁ〜契約社員での募集では応募が極端に減ることでしょう(笑)

 





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内服薬について
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/01/07(水) 20:09
No. 8105
 
 
一般的な内服薬は、口から入って、胃を通過し、小腸で吸収され、門脈を通して肝臓に運ばれて代謝され、代謝物や代謝を免れた薬物は全身の血液中に分布します。血液中ではアルブミンというタンパク質と結合し、結合を免れた部分のみが標的臓器をはじめ全身の臓器に行きわたり、薬の効果を発揮します。

それと同時に、アルブミンと結合していない薬物は、肝臓で代謝され、腎臓から排泄されます。腸からの薬の吸収、分布、代謝、排泄には日内リズムがあるため、薬効は服用時刻によって左右されることになるわけです。小腸の蠕動運動や血流は、夜間より活動している昼間に高いということは想像しやすいかと思います。

したがって、薬物の吸収も昼間が高くなってきます。また、肝臓で作られる胆汁は、脂肪の消化吸収を助ける働きがあります。長く絶食したあとの朝は、胆汁分泌がさかんになります。そのため、脂溶性の薬物は夕方より朝方に服用した方が吸収に良いということになります。

次に肝臓での薬物代謝について考えてみると代謝のリズムは、肝臓での血流量リズムと、薬物代謝酵素の活性のリズムに依存することがわかっています。肝臓の血流量は早朝に最大になり、その後減少し、夕方に最小になります。

たとえば肝臓などで働くコルチゾールというホルモンのある代謝酵素の活性は、ヒトでは夕方に亢進していると考えられています。この酵素は医薬品の半数以上の代謝に関与するので、夕方に高くなるリズム性が時刻による薬の効果の違いにつながりますので、注意をする必要があるでしょう。

分布に関しては、薬物で、アルブミンなどの血中タンパク質との結合率に、リズム性を示すものがあります。具体的には、抗てんかん薬のバルプロ酸のタンパク結合率は、午前2時から午前8時にかけて最小であるのに対して、他の抗てんかん薬のカルバマゼピンのタンパク結合率は午後2時から午後8時にかけて最小となります。

すなわちタンパク結合率が最小である時刻には、フリーとなった薬物が組織へと移行する量が大きくなり、作用が強く出る可能性があるのです。薬物あるいはその代謝産物は、尿中もしくは胆汁中に排泄されます。

薬物の尿中への排泄は、腎臓の糸球体というところでろ過されるというしくみが重要ですが、もう一つのメカニズムとしては尿細管へ直接分泌され、尿中へと流れていく仕組みもあります。腎臓への血流は昼間に高いことがわかっており、そのため糸球体でのろ過率も夜間より昼間に亢進しています。一方、尿細管への分泌は夜間の方が高くなります。

このようにどちらの機構で排泄されるかにより、尿中への排泄リズムが決まります。我々は、マウスの実験で、高濃度の食塩水を夕方に投与すると、朝方に投与する場合と比べて尿への排泄が遅くなることを見出しています。

ところで、胆のうでの胆汁への薬物の排泄リズムはよくわかっていないのですが、夜間は絶食状態にあるため、食事中の脂質成分分解のために分泌される胆汁は、朝が一番多く溜まっています。

そもそも胆汁の働きは、水に溶けにくい脂質を包み込むようにして親水性があるように働き掛け、脂肪分解酵素の働きを助けます。したがって、食事中に胆汁が十分に放出されないと消化不良になりますが、胆汁が十分にある朝食時には、少し脂っこいものを食べても大丈夫でしょう。

 





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2026年熱海のお正月2日目
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/01/06(火) 16:48
No. 8104
 
 
二日目は、夜中まで歌って吞んでいたのでかなりお酒が残っていたようで、本日は電車で出かけることに決定しました。朝食をすませた後は、歩いて網代駅に行き、伊豆多賀駅までの短い移動時間でしたが、電車が1時間に2本しかないので待つ時間が長かった。

伊豆多賀駅から「蕎麦処 多賀」に向かいました。駅からは急坂を下りる感じで歩きました。帰りもここを上ると思うとぞおーとしました。「蕎麦処 多賀」には40分前につきました。入口まで行くとタッチパネルが置いてあるので予約を入れました。2番目でした。

40分ありますが、縁側に座って待つことにしました。正月だというのに熱海はとても暖かく気持ちがよかったです。30分前になると続々と地方から来たと思われるお客さんでお庭もいっぱいになりました。SNSの力はすごいと感じました。

「蕎麦処 多賀」は、静岡県熱海市多賀にある、由緒ある建物を移築した蕎麦屋さんです。江戸末期の豪商の建物を移築したもので、梁を巡らせた高い天井や漆喰塗りの土間が特徴です。2番目に入ったので、店内からは庭園や海を眺めることができる良い席に案内されました。和風建築でゆったりと一杯なりながら蕎麦を楽しめます。

昨日の俳優の高倉健氏が愛したという「石川屋」も熱海観光の際に「伊豆の名店」として紹介されるのでSNSで引き寄せられてくるのだろうなぁ〜と思った。お箸袋にもなにやら句が入っていました。蕎麦もうどんもやっている店なので同じかまで茹でるので蕎麦湯はお湯なのかなと思いました。自宅近くのソバ屋がとてもおいしいのだと確信しました。

蕎麦屋を出た後は、近くの長浜海水浴場に向かいました。熱海サンビーチに比べて混雑が少なく、落ち着いて過ごせるのが魅力です。海水の透明度が高く、波も穏やかなので、子どもでも安心して楽しめるでしょう。長浜海浜公園の一部であり、隣接する公園には遊具もあるため、海水浴以外でも楽しめます。

公共トイレ、自動販売機、駐車場も完備されており、イベント行っており充実しています。周辺には宿泊施設や日帰り温泉もあります。砂浜の砂はきめ細かく、素足でもさらさらしているのですぐに砂を落とせそうです。カサゴを釣っている方もいました。

散歩した後は、駅までぞぉーとする急坂を11分間、上り続けました。足がパンパンになりました。お土産を購入しに熱海駅に向かいました。伊豆多賀駅から熱海駅までの電車です。混んでいたが、ボックス席が空いていたので座った。満員電車の中、態度悪い若者が座っていると見てみると音信不通だった方が座っていたのです。偶然とは恐ろしい。

熱海駅のラスカ熱海は、JR熱海駅に直結しているショッピングセンターです。お土産、食事、お買い物など、旅行者にも地元の方にも便利な施設として親しまれています。よくここのすし屋で呑んだりしました。以前は小さな駅でしたが、2016年にラスカ熱海がオープンしてからは、立派な駅になりました。

まずは、トイレに行きたくてトイレ探しの旅に出ました。ラスカ熱海では1階と3階に駅の直結入口から入って奥の突き当たりにありますが、どこも行列です。歩くのも大変。仕方がないので外に出てロータリーの反対側のファミリーマートに行ったが、コンビニなのにトイレはありません。マクドナルドもトイレは一つしかなく行列です。終わっています。

熱海といえば、温泉の蒸気で蒸した温泉まんじゅうが有名です。食べ歩きをしました。お土産にも喜ばれます。1個100円です。いつも同じところで購入します。ふかふかの皮と甘さ控えめのあんこがぎっしり詰まっていて、一つで満足感があります。

熱海は観光客で賑わう人気の観光地です。特に近年は「X字回復」と言われるほど観光客が増えており、活気が戻ってきています。熱海駅前仲見世通り商店街・平和通り商店街昔ながらのお店と新しいお店が混在し、食べ歩きグルメやお土産探しに最適です。

老舗の菓子店や干物屋さん、お寿司屋さんなど、多様な店舗が軒を連ねています。熱海駅直結の「ラスカ熱海」では、飲食やお土産品をまとめて購入できますが、ラスカ熱海では人が多すぎたので 電車で網代まで戻りました。熱海市網代にも、明治5年創業の老舗和菓子店「菓子舗 間瀬」があります。

2022年には創業150周年を迎えた歴史あるお店で、季節感あふれる美しい和菓子が評判です。熱海市網代に本店を構えるほか、網代駅前店、熱海咲見町店、熱海ラスカ店の計4店舗を展開しています。テレビに出てしまったので網代まで混んでいました。いろいろと購入しました。網代駅より徒歩1分の場所にあり、喫茶室も併設しています。

3日目、帰るときにロビーにお土産があったのでまた、間瀬の代表銘菓で、川端康成の小説「伊豆の踊子」をイメージした和菓子を購入しました。白あんに香ばしいくるみを混ぜ、サブレ生地で包んで焼き上げた上品な味わいが特徴です。3日目は朝食を食べた後は、観光せずに渋滞を考えて速攻で帰り、電化製品やお正月の福袋などを購入しました。


 





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2026年熱海のお正月1日目
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/01/06(火) 16:46
No. 8103
 
 
昨年のお正月は、箱根ガラスの森美術館に行ったところ箱根駅伝の渋滞に巻き込まれて大変なことになってしまったのを思い出しました。家を出て高速に乗って、神奈川県海老名市にある海老名サービスエリアで朝食休憩を取りました。

下り線では、特に「ぽるとがる」の海老名メロンパンが人気で、テレビでも紹介されるほどです。メロンパン販売数世界一ギネス記録があります。上りでもメロンパンが売られていたので購入しました。「こめらく」のめんたいこのおにぎりも購入した。

休憩後は、MOA美術館に向かいました。1時間前に前回とは違う、第三駐車場に止めました。現在「吉田博 今と昔の風景」展が開催されています。この展覧会では、近代風景画の第一人者である吉田博の木版画作品が展示されていました。

MOA美術館をゆっくり拝観させていただき、満たされた気持ちになりました。大画面の映像までご覧いただけます。一隻の瀬戸内海に浮かぶ帆船。その朝、夕、夜など移ろう景色が、大画面に映し出され、日本人の細やかな情緒感を享受させていただいたひと時だった。最後に能楽堂まで説明を受けながら見ることができました。圧巻でした。

その後は、熱海にある「石川屋」に向かいました。俳優の高倉健氏が生前熱海に滞在される際に愛用していたラーメン店として知られています。テレビ番組で紹介されたことで訪れる人も多いようです。店内には、高倉健氏の写真も飾られていました。

40分前に1番に並んだあとは行列です。石川屋では、ラーメンとオムライスが特に人気だといいます。2番目に並んでいた方がオムライスを注文していたが「時間がかかります」と断られていました。

あぐー豚を食べるべきだと書いてあるので石川屋ラーメンとおつまみと餃子を注文しました。ラーメンの麺は「そうめん」が入っている感じでした。スープはとても甘い。あぐー豚とはどれだか。40分並んで注文してから30分。駐車場なしというところだたので駐車場探すのに一苦労して一緒に食した方は「遠くから来たが二度はないな」でした(笑)

次に、熱海駅前では、行列ができて入るのが大変なので、「ドライブイン 熱海プリン食堂」へ行きました。ここは、人気の「熱海プリン」の4号店としてオープンしました。長浜海水浴場のすぐそばに位置し、食事やスイーツを楽しめるのが魅力です。

国道135号線沿いにあり、長浜海水浴場に近く、駐車場も完備されています。ただし、駐車場にはガードマンがいて混雑しやすいので、満車の場合は近くの駐車場を利用しましょう。店内は明るく、テーマパークのような雰囲気です。キッズスペースやお座敷席もあるので、小さなお子さん連れでも安心してゆっくり過ごせます。

その後は早めに宿泊地の網代に向かいました。網代温泉は、静岡県熱海市の南部に位置する港町で、良質な天然温泉と海の幸を楽しめる場所です。江戸時代には熱海よりも人口が多く、港町として栄えていました。網代漁港周辺を散策したりするのもおすすめです。

網代温泉のお湯は温泉成分が非常に濃く、舐めると強い塩味を感じるほどで、入浴後は体が温まりを実感できます。国道135号線沿いに位置し、目の前には相模湾が広がり、初島や大島、川奈の岬を一望できる絶景が楽しめます。

客室は、オーシャンビューで、美しい海の景色を堪能できました。お食事は、地元の地酒やワインに地元の漁港で水揚げされた新鮮な魚介類や地場野菜を使った料理が提供されました。二次会は貸し切りでカラオケを夜中まで楽しみました。

 





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新幹線のディスプレィ
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/01/05(月) 15:20
No. 8102
 
 
新幹線の車両の窓から景色を見ても、慣れないと今どこを走っているかはわかりづらいでしょう。次の停車駅は車掌や自動音声による放送で案内されるものの、近くのお客さんが大きな声でお話をしていたりしたら聞き逃してお手上げとなります。そうかといって、案内放送を頻繁に流していたら、車内が騒がしくなってしまいます。

いま挙げた欠点を解消するため、新幹線では聴覚の代わりに視覚に訴える情報提供の仕組みが整えられました。客室と出入台とを仕切っている壁の上に設けられている旅客案内表示装置です。

旅客案内表示装置は、いまや一般的な存在となったLED (発光ダイオード、 Light Emitting Diode) のディスプレィをもち、横書きで記された日本語や各国語の文字を座席から見て左に送って表示しています。列車が駅に停車しているときは列車名、号数、行先、停車駅を表示しています。

一方、列車が走っているときは新聞社が提供するニュースや企業の広告、鉄道会社からの案内が主で、駅を通過するときには、どの駅かが表示されます。停車する駅に近づくと駅名が示され、車両の種類によっては、進行方向から見てどちら側の扉が開くのかも案内されます。旅客案内表示装置は中央装置、端末装置 LED表示器から成っています。

中央装置は1編成に1基置かれ、いつ、どこで何を表示するのかを判断し、専用の通信回線を経由して各車両に1基搭載された端末装置へと情報を送ります。端末装置は中央装置から受け取った情報を中継し、各車両に2基設置されたLED表示器へと配信する役割を果たします。表示される内容は2種類に分けられます。

中央装置のディスクやメモリーカードにあらかじめ記憶されたものと、ATCや列車無線用の通信回線を通じて中央装置が外部から受け取ったものです。あらかじめ記憶された表示内容とは、列車に関する情報が挙げられます。

近年の車両では始発となる駅を出発する前に運転士が運転台のモニタ装置に列車番号を入力すると、中央装置はその情報をもとに列車名や号数、停車駅を自動的に示します。これから停車または通過する駅の情報も記憶していて、線路に設置された地上子からの信号や、 車輪の回転数をもとに車両が割り出した位置情報を使って表示しています。

忘れてはならないのは広告です。こちらも中央装置に記憶されています。東海道新幹線の場合、広告の文面は1回当たり64文字で、2度繰り返して表示される仕組みです。表示される回数は東京〜新大阪間で2回だといいます。

広告料金は330万円と一見高額に思われますが、 何しろ1日に300本以上の列車で2回の広告であるから、PR効果はとても高いでしょう。中央装置が外部から受け取る情報のなかで列車についてのものは、次の停車駅で「列車の進行方向から見てどちら側の扉が開くか」です。この情報はATCから受け取る仕組みです。

ATCは列車が駅のどの線路に進入するかという情報をもとに列車の速度を制御していて、その情報が列車案内表示装置の示す内容にも反映されています。列車無線の通信回線を通じて中央装置が外部から受け取る情報として挙げられるのは、新聞社や通信社が提供するニュースです。

かつて、ニュースの表示はどの列車でも行われていましたが、2020年3月から東海道新幹線の列車ではニュースが表示されなくなりました。これは、スマートフォンの普及で、旅客が各自ニュースを知ることができるようになったからだといいます。

それから、列車のダイヤが乱れたときなどに総合指令所の指令員から送られる緊急情報も列車無線の回線を経由して中央装置に送られます。緊急情報はほかの内容に優先して表示されることはいうまでもないでしょう。

端末装置の役割は先に挙げたほか、LED表示器の作動状況を管理する役割も担います。電区分所を通過する際にも旅客案内表示装置には電力の供給は止まらないですが、それでもほんの一瞬だけ停電するケースもあります。

そのような時、端末装置は中央装置から受け取った情報をいったん蓄積しておき、LED表示器での表示が中断された時にはもう一度表示するといった指示をLED表示器に出します。LED表示器は各種の文字情報を表示する役割を受けもっています。

N700系を例に挙げると、表示スペースは幅が1mほど、高さが13pほどの横長で、 一度に8文字を示すことができます。「マルチカラーLED」や「フルカラーLED」といわれていて、たとえばN700系では橙色、白色、黄色、黄緑色、水色、紫色の6色を表示できるし、さらに多くの色を表示できる車両も多いです。

ただし、文字を表示する部分の色は黒色なので、あまり濃い色にすると見えなくなります。近年の通勤電車では、LEDよりもさらに精密で画像も表示できるLCD (Liquid Crystal Display: 液晶表示装置) を用いた旅客案内表示を見かける機会も多いです。新幹線もLCDを採用すれば、LEDよりもさらに多くの情報が表示できてよいように思えます。

しかし、LCD の場合は画面を相当大きくしないと遠くから見づらいです。新幹線の客室では、LED表示装置から一番遠い座席までの距離は約20mもあります。LCDにすると画面サイズが巨大になりすぎて設置できないのです。とはいえ、一部の航空機のように各座席に LCD を備え付けるという方法も考えられます。

問題はき電区分所を通過する際の停電時に多数のLCD をバッテリーでバックアップできるかです。中央装置や端末装置はこれまでどおりバッテリーのバックアップを受け、各座席のLCDは座席のコンセントと同じくコンデンサや補助回転機によって生み出された電力の供給を受けるという方式であれば実現するかもしれません。

 





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新幹線の分割併合運転の仕組み
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/01/05(月) 15:19
No. 8101
 
 
東北新幹線の東京駅と大宮駅との間は上越・北陸・山形・秋田・北海道の各新幹線の列車の大多数も通過する大変な混み合いぶりです。新幹線のなかで列車の本数が全線を通じて多いのは東海道新幹線ですが、この区間だけに限ればほぼ同じ本数の列車がひしめき合っています。

山形新幹線が開業して東京〜山形間に「つばさ」が走り出したのは1992年7月1日のことです。この時、多数の列車が運転されている東北新幹線の東京〜大宮間にどのようにして「つばさ」を新たに設定するかが問題となりました。

当時はまだ北陸・北海道の両新幹線は開業していなかったのですが、それでも列車の本数を増やすのは限界に近づいていたからです。そこで考えられたのが、「つばさ」をほかの列車と連結して運転するという方法です。「つばさ」が東北新幹線の東京〜福島間に乗り入れるに当たり、この区間では東北新幹線の「やまびこ」と一緒になって走るのです。

そして、東北新幹線と山形新幹線とが分岐する福島駅で「つばさ」と「やまびこ」とを切り離したり、連結したりすることとしました。このような運転方法を分割、併合運転と呼びます。今日、分割、併合運転は山形新幹線の「つばさ」のほか、秋田新幹線の「こまち」それに上越新幹線用のE4系でも見られます。

分割、併合運転を行う列車には専用のシステムを搭載した車両が必要です。先頭車の前面には自動的に開閉する連結器カバー、そして切り離しや連結を自動的に行う連結器が装着され、運転室にはこうした装置を制御する機器やスイッチが設けられました。

具体的な運転方法は、まずは分割からです。列車を切り離す駅に到着したら、運転士は運転室にある分割スイッチを「入」の位置に動かします。すると、連結器はロックの状態から解放の状態へと移り、さらには電気回路の連結器やブレーキ用の空気回路の連結器も解放の状態となります。あとは列車を出発させるだけでよいのです。

連結器カバーは動き出した途端に自動的に閉まります。続いては併合です。併合を行う駅に先に到着した列車の運転士は運転室の併合スイッチを 「入」の位置に動かします。すると、連結器のカバーが開き、ほかの列車との併合の準備が整うのです。

後から駅に到着する列車の連結器カバーは地上に設置された信号によって自動的に開きます。そして、これから連結する列車の少し手前でいったん停車し、運転士は併合スイッチを同様に「入」の位置に動かします。

運転士は列車をゆっくりと前に進め、これから連結する列車の車掌と列車無線で交信しながら連結していきます。車両同士をつなぐ連結器はもちろん、電気回路や空気回路を結ぶ連結器も自動的に接続されると同時にロックされ、1本の列車として運転可能となるという仕組みなのです。

 





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東海道新幹線の本数増加について
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/01/05(月) 15:17
No. 8100
 
 
今日、東海道新幹線では、平日に毎日運転される列車が合わせて313本です。JR東海によると、臨時列車を含めた列車の本数は、2018年度で1日平均373本にも上ったといいます。1日に運転される列車の本数は東海道新幹線が開業した1964年10月1日の時点では60本でした。

以来、急激な伸びを見せ、12年後の1976年7月1日の時点でちょうど4倍の240本にまで増加しています。1日に240本といっても、列車の本数はいまよりもまだ70本余り少ないのですが、当時は東海道新幹線の線路があまりにも混み合い、「もう列車の本数をこれ以上増やすのは限界に近い」と考えられていました。

今日、JR東海によって建設が進められている超電導リニアによる中央新幹線の構想が練られたのもこの頃です。それにしても、現在は繁忙期には東海道新幹線で1日に400本を超える列車を運転できるというのに、それよりもはるかに少ない240本で「もう限界」 と考えられたのはなぜであろうか。理由は列車の速度です。

東京〜新大阪間は最高速度時速285qで運転され、所要時間は、最も速い「のぞみ」で2時間30分以内です。一方、1976年の時点では最高速度は時速210kmで、同じ区間の所要時間は最も速い「ひかり」で3時間10分でした。列車の速度が遅く、所要時間も長かった為、1本の列車が線路を占める時間が長くなって列車を増やせなかったのです。

最高速度が時速にして75q、東京〜新大阪間の所要時間が40分異なるだけで、なぜ状況が大きく異なるのかを検証してみると、朝6時から深夜24時まで車両が休みなく東京〜新大阪間をどれだけ行き来できるかを計算してみました。

算出に当たり、朝6時に東京駅を出発することとし、到着が24時を過ぎると見込まれる場合はその時点で打ち切っています。そして、計算を単純にするために東京駅、新大阪駅の両駅での折り返し時間はないものとしました。

まずは、東京〜新大阪間を3時間10分で結ぶ場合です。この区間を5回、つまり2往復半して21時50分に新大阪駅で車両は1日の運用を終えます。一方、東京〜新大阪間を2時間30分で結ぶとすると、この区間を7回、つまり3往復半することが可能です。1日の運用を終えるのは23時30分に到着となる新大阪駅です。

単純に計算すると、車両を運用する効率が今日どのくらい向上したかというと75で1.4倍です。大ざっぱにいって列車の本数を1.4倍に増やせるという意味で、240本の1.4倍は336本となり今日、東海道新幹線で1日に運転されている本数に近いです。

 





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ドクターイエローのお仕事
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/01/05(月) 15:16
No. 8099
 
 
「線路や施設の検査」といっても、軌道や架線、信号保安装置、列車無線装置などのように、新幹線の全線にわたって敷かれていたり、張りめぐらされているものをくまなく検査するのは容易ではありません。

たとえば、フル規格の新幹線に敷かれた軌道の延長は2017年3月31日時点で5750.1qにも達しています。 仮に100人の人手で1日に1qずつ検査したとしても57日と、およそ2カ月を要してしまいます。

架線や信号保安装置、列車無線装置などが敷設されている延べ長さも似たようなもので、それぞれ専門の担当者が行わなければならないのです。このため、検査には膨大な数の人手と日数とを費やすうえ、終わった頃には最初に検査したところの具合が悪くなるのでは大変効率が悪いのです。だれもが考える方策は車両を用いて検査を行うことです。

JRの在来線や民鉄は検査と測定とを合わせた鉄道業界の呼び方で検測を実施するために専用の車両を保有し、忙しく走らせています。JR東日本が保有するキヤE193系と呼ばれる検測用のディーゼルカーはJR東日本だけでなく、ほかの鉄道会社にも貸し出されて線路や施設の検査を行うほどです。新幹線にも当然、検測用の車両が存在します。

中でもJR東海とJR西日本とが保有する923形新幹線電気軌道総合試験車は「ドクターイエロー」、そしてJR東日本が保有するE926形新幹線電気・軌道総合試験車はEast-i (イースト・アイ)と呼ばれ、普段はあまり鉄道に興味のない人達の関心も高いです。

ドクターイエローは最高速度時速270q、East−iは同275qでともに走行しながら軌道、架線、信号保安装置列車無線装置の検査を実施できる車両です。充実した検測機能はもちろん、営業列車とほぼ同じ速度で検査できるという特徴をもつというのも、新幹線では夜間に線路や施設のメンテナンスの多くを実施するため、検測用といえども車両を走らせることはできないそうです。

そのため、日中に検測するには営業列車の運転の妨げにならないよう、可能な限り速く、できれば営業列車と同じスピードで走る必要があります。こうして、超高速で走りながら検査する車両が誕生したのです。

外から見ると、ドクターイエローはJR西日本の700系、East−iはJR東日本のE3系という営業用の新幹線によく似ています。それもそのはずで、製造に当たってベースとしたからです。 だが、車内や搭載している機器はどちらももとの車両とは大きく異なります。

外観上の違いを挙げていくと、まずは側面に設置された窓の数がほとんどの車両で営業用の車両よりも少ない点に気づきます。屋根上を見ると、走行に用いるパンタグラフのほかに検査用のパンタグラフを搭載していて、このパンタグラフを監視するために、屋根上に窓の付いた突起となった観測ドームが設けられています。

7両編成を組むドクターイエロー、6両編成を組むEast−iの車内には、各部門の担当者が乗り込みます。ほぼすべての検査は機器が自動的に行い、担当者は測定されたデータを確認しながら、「異常な数値が出ていないか」とか「何らかのエラーが出ていないか」といった点に目を光らせています。

測定されたデータは、新幹線の線路に沿って敷かれた通信設備を通じて地上の総合指令所や各部署に送られていきます。対応までの時間は短く、日中の検査で修繕が必要と認められた個所のほとんどはその日の夜に整備されます。

業務時以前ドクターイエローは東海道・山陽の両新幹線 East−iは東北・上越・北陸・北海道のフル規格の各新幹線のほか、ミニ新幹線の山形・秋田の両新幹線、それに上越線の越後湯沢〜ガーラ湯沢間でそれぞれ検査を行います。East−iの守備範囲は広く、JR北海道やJR西日本の新幹線も受けもっています。

多くの人々が関心を抱いているのは、ドクターイエロー、East−I とも「いつ運転されているか」でしょう。どちらもフル規格の新幹線の区間では少なくとも10日に1回程度は運転されています。

ドクターイエローの場合、東海道・山陽新幹線の主本線(駅構内で「のぞみ」などの速達列車が通過していく線路の検測は10日程度に1回、副本線、駅構内で「こだま」などの各駅停車の列車が停車する線路の検査は年に2回実施されるといいます。

主本線の検測を行う列車は「のぞみ」とほぼ同じ所要時間で、副本線の検測を行う列車は 「こだま」とほぼ同じ所要時間でそれぞれ走っています。目立つよう車体の色が黄色く塗られています、線路や施設を検査する「医師」という事で名付けられたドクターイエローは黄色が縁起のよい色とされているため、見ると幸せになるといわれているそうです。

幸せになるという由来は遭遇する頻度が低いからでもあります。とはいえ、ドクターイエローの行程はまずは東京駅から博多駅まで1日で走り、翌日に博多駅から東京駅まで戻るというものです。このパターンが10日に1回繰り返されるので、1カ月に6日は走っていることとなります。東海道・山陽の両新幹線の線路の沿線にある会社や学校に通っている人ならば、案外結構な頻度で見ているでしょう。

 





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新幹線の信号について
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/01/05(月) 15:15
No. 8098
 
 
新幹線の列車は最高で時速320qという速度で走っています。もしも、ほかの列車との衝突を防いだり、カーブや分岐器での分岐などの制限速度を示す信号がJR在来線などのように線路脇に表示されていたとしたら、運転士は皆、優れた動体視力を備えていなければとても確認できないでしょう。

そこで、フル規格の新幹線の区間では、信号を運転台に表示する ATC (Automatic Train Control device: 自動列車制御装置) が採用されました。ATCには大きく分けて2種類が存在しています。1つは信号を電流としてレールに供給し、車輪を通じて信号を受信する方式、もう1つは信号を無線で送り、車両の受信器で受信する方式です。

レールに供給する方式はフル規格のすべての新幹線で採用されています。無線の方式は 「RS-ATC」と呼ばれ、東北・上越・ 北陸・北海道の各新幹線と上越線の越後湯沢〜ガーラ湯沢間でバックアップ用として採り入れられています。

信号をレールに供給する方式も無線の方式も、ATCであれば基本的な仕組みは同じです。 駅の停止位置または先行する列車の位置に応じて後方の列車に向けて、制限速度を示した信号を送るのです。

位置の判別は、信号をレールに供給する方式では軌道回路といって線路を1km前後に区切って信号用の電流をレールに流し、軌道回路の数がいくつあるかで距離を示す。無線の方式では、無線が発信された基地局の情報をもとに位置がわかるようになっています。

後方の列車は信号を受け取ると、車上装置で駅の停止位置または先行の列車との距離をもとに車両の性能に応じて安全に停止するためのブレーキ作動パターンを作成していきます。車上装置は列車の速度と信号とを常に比較し、信号に示された速度よりも列車の速度が上回れば自動的に車両のブレーキを作動させ、下回ればブレーキを緩めます。

駅の停止位置が近づいたときはやはり自動的に車両のブレーキを作動させ、基本的には車両の定位置の直前までブレーキをかけ続けていくのです。信号をレールに供給する ATCは新幹線ごとに異なる名称が付けられました。

東海道・山陽の各新幹線と博多南線はATC-NS、東北・上越・北陸・北海道の各新幹線と上越線の越後湯沢〜ガーラ湯沢間はDS (Digital communication & control for Shinkansen) -ATC、九州新幹線はKS (Kyushu Shinkansen)-ATCといいます。

ATC-NSのNSはNew System や New Shinkansen という意味らしいですが、開発したJR東海は明らかにしていません。なお、KS-ATCはATC-NS に準じた仕組みをもっています。これらのATCは皆デジタル方式で信号を送っています。もちろん無線の方式のRS-ATCも、信号の送信はデジタル方式です。

在来線の線路を改良した山形・秋田の両新幹線ではATS(Automatic Train Stop device: 自動列車停止装置) が採用されています。フル規格の新幹線で採用されています。 ATC は列車の速度を自動的に制限速度以下に制御する装置です。

一方、ATSは列車が停止信号に接近すると列車を自動的に停止させる装置で、ATCと比べると列車の運転には運転士の注意力が必要です。山形・秋田の両新幹線では信号は地上の信号機に表示され、カーブや分岐器を分岐する際の制限速度もやはり線路脇に示されます。

このため、運転士は常に前方の信号に注意を払い、列車の進路も考えてスピードをコントロールしなくてはならないので、とても難しいことではあるけれど、JR在来線や民鉄の大多数の列車はそのように運転されています。

ATSの説明の前に、地上の信号機に表示された信号の意味についてですが、山形・秋田の両新幹線では色のついた灯が縦に並べられた色灯式信号機が用いられています。表示される信号の数は基本的に以下の3つです。

@赤色の停止信号。A 橙黄色 (橙色がかった黄色) の注意信号。B緑色の進行信号。@→A→Bの順序で点灯し、進行信号の次は停止信号です。道路交通用の信号機とは点灯する順序が異なります。

停止信号が示されていたら、その信号機よりも列車を前に進めてはならないのです。注意信号は周囲に注意して進むのではなく、時速45kmまたは55km以下で通過することが求められます。進行信号とはその区間の最高速度で進行してよいという意味です。

制限速度は四角形の金属製の板に5km単位で記され、運転士にわかるようになっています。 カーブでは速度を記した数字の下にもう1枚板が取り付けられ、制限速度の区間があと何m続くのかも同時に表示されていることが多いです。山形・秋田の両新幹線では、ATSのなかで保安度が最も高いものの1つです。

ATS-P形が採用されました。ATS-P形では、信号機が停止信号を表示すると、信号機から600m離れた場所に設置された地上子が車両に向けて停止信号を表示している信号機までの距離についての情報を送ります。地上子は左右のレールの間のまくらぎに設置されていて、車両に取り付けられた車上子との間でデジタル情報のやり取りを行うようです。

 





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1960年代の世界の動き
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/01/05(月) 15:13
No. 8097
 
 
1962年、西ドイツの首相、アデナウアーとフランスのド・ゴールが会談しました。ドイツとフランスは、それまでの100年で3回、全力の殺しあいをしています。普仏戦争と第1次世界大戦、第2次世界大戦です。その結果、どうなったかというと、ヨーロッパの力が弱まり、アメリカやソ連が大きい顔をするようになったわけです。

そこで2人は、「こんな愚かなことはもうやめよう」と合意しました。独仏首脳が歴史上初めて胸襟を開いて話しあったのです。アデナウアーとド・ゴールは、自分たちだけが胸襟を開くのではいけないとわかっていました。

フランス国民とドイツ国民が、互いを必要としていることを学ばなければいけない。そう考えて2000を超える姉妹都市協定を結び、共通の歴史教科書をつくることにしました。 同じ歴史教科書で学んだ若者たちが、姉妹都市を行き来して交流し、現代に至る独仏の同盟関係ができました。ヨーロッパ統合の根底にあるのは、この独仏同盟です。

連合王国がEUを離脱するブレグジットが2016年に起きて、EUの行方はどうなるのかと心配する人がいますが、あくまでEUの根幹にあるのは、独仏同盟です。1963年に連合王国がEECに入りたいといったのを、ド・ゴールが「いらない」と蹴ったくらいです。

だから、独仏同盟が壊れない限りは、 EUは壊れないと思います。それは「ドイツとフランスが喧嘩していいことは何もない」ということを、両国民が哲学、思想のレベルまで掘り下げて、理解したからでしょう。

1964年、中国も原爆実験に成功します。その翌年、姚文元が「新編歴史劇 「海瑞罷官」 を評す」という論文を発表しました。これが文化大革命の発端になります。清廉な政治家を主人公にした歴史劇を、毛沢東へのあてこすりだと批判した論文から、中国の大混乱が始まったのです。その背景をひもとくと、毛沢東の大躍進政策は大失敗に終わりました。

そこで実務に強い劉少奇やケ小平が、中国の運営を担うようになりました。毛沢東は共産党主席のポジションはキープしましたが、国家主席の座は劉少奇に譲りました。「共産党のことだけやってくださればいいです」と、引導を渡された格好です。

それに毛沢東は飽き足らなくて、また革命を起こしたわけです。夢想家肌の革命家である毛沢東は、創業の人です。組織運営には強くありません。そんな毛沢東が起こした文化大革命で中国がさらに混乱したのも、日本の幸運だったと思います。

ただ中国は、めちゃくちゃな混乱の最中でも、核ミサイルなどの軍事開発では手を緩めませんでした。その根底には中ソ対立があり、アメリカよりもソ連への対抗意識の方が強かったというのが今日の見方です。

 



 

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