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「海紅」投句板

自由律俳句結社「海紅」の投句板です。同人以外の方もどうぞご利用下さい。
海紅Webには http://kaikoh-web.sakura.ne.jp/WordPress/ からどうぞ。

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 ■ 無題
   ++ 独火 (元 直治)    
[返信] [引用]

 

はや四月ですね…。


一燭灯し白い灰あり

ほっかり夕月仄とある

老い花萼から病んでいる

尾灯もらいてしんと雪ふる

小花つぼんで冬の朝なる

どっさり陽あたり朝市の瓜

ふいと仰ぐ夕星光る

冬日ひそかな影つくり

もの想いの烟草灰となる

立ち働く北風吹きかぶる

朝夕花の葉膿んでいる

腕くみして冬天歩み入る

ほの灯り老い木佇める

雑草刈りあぐその跡

草影さやぐ白ら紙

仄灯りしんと雪ふれる

ひっそり花首折れている

片陰一りん咲きほつる

春嵐や屑吹きあつる

春の夜ぬくみ丸い月ある

坂の一景線路がある

血のぬくみ拭い乾びる

白い灯かざし血を拭いやる

枯れ芝ふくふく日溜れる

死んだ春のピアスの穴あく

冬葉さやぐ日の洩れ入る

わが影さす夕べの陽のいろ

パン屑こぼし陽のさし入る

雨の坑夫や一服つきたる

ランプ灯し日記のペンとる

ゆめやうつゝや春の窓べり


..2017/03/31(金) 20:16 No.726

 ■ Re:無題    ++ 洲     [引用]
 

独火さん
春ですね。
花、花…で。

どっさり陽あたり朝市の瓜
ひっそり花首折れている
  …が好きです。

「る」やラ行で終わる短律を中心に集められたのかな?


..2017/04/15(土) 17:34 No.727
 ■ Re:無題    ++ 直治     [引用]
 

洲さん

春ですね…。
どうも句姿が一辺倒になってしまったようです。
もっと素直に詠めるよう精進します。
感想ありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。



..2017/04/18(火) 09:49 No.728
 ■ Re:無題    ++ 洲     [引用]
 

揃えて効果を狙ったのかと…。
こちらこそよろしくお願いします。
ご健吟を!


..2017/04/18(火) 12:34 No.729



 ■ 菜の花色
   ++ 洲    
[返信] [引用]

 

賑わいただ聴いている白の碗
布団かけなおしてくれた気がした
鳥よ菜の花色の半島だろう


..2017/03/12(日) 16:33 No.718

 ■ Re:菜の花色    ++ 崇譜     [引用]
 

洲さん

布団かけなおしてくれた気がした

こちらいいですね〜。しみじみと。
布団を新たにかけてくれるのではなく、
かけ直してくれる(くれた)のだから
信頼しているお相手が浮かんできます。



..2017/03/17(金) 18:21 No.722
 ■ Re:菜の花色    ++ 洲     [引用]
 

崇譜さん
ありがとうございます!


..2017/03/20(月) 15:01 No.723
 ■ Re:菜の花色    ++ 吉明     [引用]
 

布団かけなおしてくれた気がした

何とも羨ましいです。遥か遠い昔し自分にもそんなことしてもらった記憶が有ったような気がします。そんな遠い昔の記憶でも思い出しただけで、これからも生きてゆける気がするほどの大切な記憶です。


..2017/03/21(火) 17:17 No.724
 ■ Re:菜の花色    ++ 洲     [引用]
 

吉明さん
ありがとうございます!

(^-^))


..2017/03/22(水) 12:50 No.725



 ■ 
   ++ 独火 (元 直治)    
[返信] [引用]

 

はや三月ですね。

もうすぐ春の燦々と草もゆ
漣一つの灯を泛せたる
我が物音なく雨俄かにふる
人が死ぬ映画の身につまされる
雑踏はたと凪がれジャズ洩れ来る
冬の水しんみり漱ぎいる
白い花咲かせ灯のしずかさ
小鳥淋しや昏れている
風吹く香の匂い
もやの中火を吹く塔ある
冬日仄めく音楽といる
白翅へたりと死んでいる
水音淋しく暗の中なる
漣さゞなみ冬日仄かなる
遠く帆のふれ心ほつれる
ある日は人恋しさのわが頬にふれ
たった一つの灯を消し心ぐれて来る

(添削自句拾選)
春花どこで死んでをるやら
灯り乏しくぼそぼそ喰らい
消しそびれた水音聞いている
こんな淋しい傷をみずから撫でてやる
心労吹き抜けて青風
死ねそうな池の大いさ
雨の座敷で父と子といる
夏の名残を灰皿としている
袖のぬくもり冬が来ている
春の夜こんなしずかにとしをとるのか
生きるつとめの汗をすべらす


..2017/02/28(火) 20:42 No.717

 ■ Re:灯    ++ 洲     [引用]
 

「ひとりび」さん?「どくか」さん?…号を変えられたのですね。
よい船出となりますよう!

漣さゞなみ冬日仄かなる
 リズムも景もいいですね。

雨の座敷で父と子といる
生きるつとめの汗をすべらす
 直されたんですね。最近、小津夜景とか気になって憧れたりもするのですが、やはり、わかりやすくてなおかつ深い句…が個人的には好きです。




..2017/03/12(日) 16:49 No.719
 ■ Re:灯    ++ 直治     [引用]
 

洲さん

コメントうれしいです。
どくほ、と読みます。以後宜しくお願い致します。
漣の句は、海で詠んだものです。
海を見ると、自然と心がほぐされるので不思議ですね。
添削しました。生きるつとめの、はそのままですが。
肉体労働をしていた時に詠んで、お蔵になっていたのを引き出しました。
小津夜景さん、フラワーズカンフーの方ですよね。
私も惹かれるところはありますが、佐藤文香さんなどの方が好みです。
理解できるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。
わかりやすくてなおかつ深い句、尤もです。堅実な作句をしたいですね。
これからも宜しくお願い致します。

独火


..2017/03/13(月) 10:45 No.720
 ■ Re:灯    ++ 洲     [引用]
 

こちらこそよろしくお願いいたします!


..2017/03/15(水) 19:39 No.721



 ■ 無題
   ++ 直治    
[返信] [引用]

 

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

元日の母がはたらきへ出る
春めいて挨拶の顔がほころんで
また来る約束のこうべを撫でやる
手を振れば尾をふる犬よさよなら
物音これ一つの爪切る
人待つそぶりの一服とする
青葉茂く陽かげり
春めくや雀等べしゃる
ともし火灯し心憩える
灯りの袂冬木つらなる
波音仄か心鎮もれる
汀人なく白浪遠ざかる
昼深々と山の公園
林檎ころりと昼の閑かさ
山深く入り来て陽のあかるさ
街の灯したしく我が家へもどる
凍えるふたりで一服している
弔客みな去んでしんと雪ふる
雪のなごりへ足跡捨て去る
夕べは雪夜であったぬくい陽へ出る
火を吹きあぐ煙突遠くある
凡夫ひっそり煙草へ火をやる
熱風邪ごときの鼻紙なんぼでも
ぶかぶか履いて父の靴をもらった
音なく葉の落つるや一瞥くれる
夕風のただ中しがない仕事へ出る
雑草影さす陽のぬくとさ
また来ん春のひょいと芽ぐめる
遠く火がある門へ歩きつめる
音楽あれこれ鳴らす淋しいしらべの


..2017/01/31(火) 22:46 No.711

 ■ Re:無題    ++ 洲     [引用]
 

林檎ころりと昼の閑かさ
  これがいちばん好きです。
  おうちの方はお留守でしょうか。
  しんとした冬の部屋にころんと真っ赤な林檎。

今年もよろしくお願い致します。
 …ややっ!もうすぐ3月ですね💦
 (やれやれ。)


..2017/02/26(日) 15:42 No.715
 ■ Re:無題    ++ 直治     [引用]
 

洲さん
感想ありがとうございます。
丁度そのような光景を詠みました。
もうはや三月です。早いですね…。
今後も宜しくお願い致します。


直治


..2017/02/28(火) 14:16 No.716



 ■ 無題
   ++ 洲    
[返信] [引用]

 

聖堂の高みに舞う雪扉がひらく

..2017/02/22(水) 12:46 No.712

 ■ Re:無題    ++ 吉明     [引用]
 

「聖堂」「舞う雪」「扉がひらく」教会に舞い落ちてくる雪にはドラマが始まるような雰囲気があり、ユトリロの白い絵のような淋しさも有り、厳粛な教会音楽まで聞こえてくるような気がします。「高み」で聖堂を見上げている様子が覗えますが、少し説明的な気がします。でも色々な事を思わせてくれる素敵な句です。


..2017/02/23(木) 18:02 No.713
 ■ Re:無題    ++ 洲     [引用]
 

吉明さん/
なるほど…ありがとうございます!


..2017/02/25(土) 09:29 No.714





 


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