天体用CMOSカメラ掲示板

CMOSカメラを用いた超短時間露光による天体写真についての掲示板です。疑問点・質問から撮影のノウハウや作例まで何でもお寄せ下さい。



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 小惑星による恒星食    ..Celest [URL]     返信
      2019/08/18(日) 14:24  No.169
 
 
最近私が行っている観測に、小惑星による恒星の掩蔽食があります。小惑星の大きさや形状を決定できる、アマチュアレベルで学術的にも重要な観測です。
この手の観測はWATECのビデオカメラが使われてきましたが、最近(おそらく今年に入って)CMOSカメラが注目されるようになり、過去30年くらいで1000件以上の観測がある中で初めてCMOSカメラによる観測例が1月にあったと聞いています。その後も観測者間のメーリスで、CMOSカメラについて多く情報交換がなされています。
特に時刻同期については色々と方法が模索されています。GPSで合わせるのが確実なのですが、市販のGPSモジュールで得たその時刻をどうやってキャプチャー画像に載せるかが意外に難しいです。(Sharpcapでスタンプするとラグが出るようです)こういったこれまでビデオ観測が主流だった分野についてはメーカーも注目しているようで、最近QHYがGPS搭載したCMOSカメラを出しています。使用目的に食の観測や流星の観測など、WATECが主流だった用途が挙げられています。これだと1μsという驚異的な精度で画像と同期できるそうです。

国内の恒星食の観測者は地域的に偏りが結構あるように感じ、特に大阪府からの観測を見たことがありません。
http://www.hal-astro-lab.com/recearch.html
こういったところに予報が出ています。如何でしょう?


 Re:小惑星による恒星食    ..YAMASHITA    
        2019/08/23(金) 01:56  No.170
 
 
Celestさん、観測法のご紹介ありがとうございます。小惑星の恒星食はいつかやりたいと思っていましたがCMOSカメラでできるのですね。
多分まだやり方はWebで公開されていないと思いますが、どの程度難しいのでしょうか?

このあたりの細かいノウハウ等、一か月後の星もとででも是非教えていただけないでしょうかm(_ _ )m。


 Re:小惑星による恒星食    ..Celest    
        2019/08/23(金) 15:27  No.171
 
 
恒星が1〜十数秒見えなくなるのを動画撮影で追うだけなので、ノウハウといった大げさな話はあまりないです。私も最初は思ったままに適当に星を写していただけです。1つあるとすれば時刻をいかに正確に同期するかですが、CMOSの場合はGPSの使い方を工夫するくらいでしょうか。
あとは、恒星をちゃんと導入できるかという問題ですね。174や1600といった大きめのセンサーで、鏡筒にもできるだけレデューサーを挟んで明るくする必要があります。

今年は星もとに、今のところは行けそうなので、お会いできることを楽しみにしております。


 Re:小惑星による恒星食    ..YAMASHITA    
        2019/08/26(月) 23:32  No.172
 
 
Celestさん、コメントありがとうございます。

>1つあるとすれば時刻をいかに正確に同期するかですが、CMOSの場合はGPSの使い方を工夫するくらいでしょうか。

ノウハウ教えて、というのはまさにこのあたりです。
是非よろしく!


 Re:小惑星による恒星食    ..Celest    
        2019/08/29(木) 14:42  No.173
 
 
ちょっと星もと行けなくなったので、またそのあたりを後でここに書き込もうと思います。

 Re:小惑星による恒星食    ..YAMASHITA    
        2019/09/05(木) 00:24  No.174
 
 
・・・それは大変残念です。。

正確な時刻の記録法と、あと各コマ露出時間等を是非ご教示下さい。
よろしくお願いします。


 Re:小惑星による恒星食    ..Celest    
        2019/09/10(火) 19:25  No.177
 
 
露光時間ですが、要は恒星が減光する様子が分かればいいので、0.数等級の小さい減光幅を狙わない限りは恒星の存在が分かる範囲でできるだけ露光時間を短くするのがベストです。私はC8に2つのレデューサーを組み合わせてF2台前半で観測していますが、14等暗い恒星ならノイズに埋もれるのでゲインを最大から少し下げた上で1秒近く露光していますが、12-13等より明るいとゲインは最大で使えます。7等星ほどまで明るくなればゲイン最大で1000fpsで撮影できます。

時間の管理はSharpcapで正確に行うには少々手間がかかります。PCの時刻をGPSユニットなどで正確に合わせても、PC-SharpcapのTimestamp間で遅れが出ます。私は暗い恒星(露光時間が長い=時間分解能が悪い)でのイベントの観測が多いのでこの遅れは現在が目を瞑っていますが、正確に合わせるにはSharpcapのTimestampを別方法で補正する必要があります。
観測者間のメーリスで議論されている方法で、モノさえあれば簡単なのがGPS信号に合わせてLEDが正確に1秒周期をパルスを刻んで光るという機器を使い、鏡筒からその光を観測直前に入れて撮影しておくことで、Sharpcapのズレ量を求めて補正するという方法でしょうか。
あと、GPSの次に正確なのが117の時報です。固定電話でないと精度は出ませんが、数十分の1秒の精度があるようです。この音声を流しながら(GPSは無くても)一定間隔で光るライトを動画に撮る→動画をPCに読み込み、音声とライトの時差を読み取る→このライトを鏡筒に入れてSharpcapとの時刻差を読む となんとかなると思っています。かなり面倒ですが…


 Re:小惑星による恒星食    ..YAMASHITA    
        2019/09/11(水) 00:24  No.178
 
 
ご説明どうもありがとうございます。m(__)m

なるほど、できる範囲でなるべく短時間の露出を、ということですね。

時刻の記録は少し面倒そうですね。SharpcapのTimestampの遅れというのは一定なのでしょうか、それともバラバラ?
後者だとなかなか面倒そうです。

また、Sharpcapで1000ms露出といっても、60コマ記録は60秒ではなくもう少しかかる場合があるように思うのですが、どうでしょうか??

何らかの方法で音声と同時に記録できれば良いのでしょうが・・・。


 Re:小惑星による恒星食    ..Celest    
        2019/09/11(水) 13:25  No.179
 
 
https://blogs.yahoo.co.jp/maron030926/15987874.html

CMOSでの観測を試みている観測者のテストを見ると、毎観測の度に補正すれば同じ動画でのフレーム間でのズレの違いは気にしなくてもよさそうです。
仰るように露光時間×フレーム数よりも撮影にかかる時間は長いので、減光の開始時刻は減光が起こったフレームにstampされている時刻から求める必要があると思います。



 星ナビ落選    ..YAMASHITA [URL]     返信
      2019/09/06(金) 00:46  No.175
 
 
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先月の話で恐縮ですが、
絶対通ると思っていた作品が落選してしまいました。
天文ガイド誌のFrosty LeoとM2-9はこんなの落選だろうと思いながら出したのが通ったのに・・・・。

作品を見て何か気づいたことがありましたら、今後のために、是非辛口批評をお願いできないでしょうか。

題は「こと座の大小リング」で、M57はC14直焦点で1〜3秒露出計47分、M1-64はレデューサF7で2〜5秒露出計38分です。URL先は圧縮前画像です。


 Re:星ナビ落選    ..Celest    
        2019/09/09(月) 18:47  No.176
 
 
星ナビと天文ガイド、どちらかとそりが合わないなと思うことはあります。私も星ナビに入選する割合は天文ガイドの半分も無いので…
どちらかというと星ナビは少しミーハーな印象で、天文ガイドは少し天文「学」的な写真は積極的に採用する印象を感じているのですが、気のせいでしょうか?
原始惑星状星雲は天文ガイドにどストライクだと思いました。



 色合わせ    ..YAMASHITA     返信
      2019/07/12(金) 22:53  No.168
 
 
.jpg / 48.8KB

撮影した星がどうも黄色側に寄っているようなので、
http://unitec.cocolog-nifty.com/imageprocessing/2018/07/pixinsight-1b41.html
に載っているPixInsightのPhotometricColorCalibration機能を用いて色合わせを試みてみました。

C14 F7で合計60分程度の画像を合成したNGC6781です。

右は色合わせ後の結果です。多くの星が少し青白っぽく見えるように思うのですが、これでいいのでしょうか??
この程度の違いなら星雲の色が好みになるように調整した方が良いのでしょうか?(やや緑寄りの方が好みです)

また星が少し明るすぎるのをもう少し調整した方が良いかも。?



 ラッキーイメージングと画像処理    ..YAMASHITA     返信
      2019/06/08(土) 23:38  No.165
 
 
ラッキーイメージングで高解像度の写真を得る方法として、
1. 良像を厳選して合成し、スタック枚数が少なくなるため画像処理は弱めに仕上げる
2. ボケて使用できない像のみ除外し、甘い像を含めて多くの枚数をスタックして画像処理で高解像度の写真にする
といった方法が考えられると思います。

1の方法では
・画像処理前ですでに星像は小さく高解像度になっているので、自然な仕上がりになる
・合成枚数が少ないのでノイズが目立ちやすく、また淡い模様は出にくい
2はその逆になると思います。
焦点距離やF値によっても異なり、好みにもなると思うのですが、どちらの方法がより望ましいのでしょうか?

淡い部分がコントラストが低くて解像度が要求されない場合は、1、2両者の画像を合成するのが良いのかもしれません。

これらについてご意見をいただければうれしいです。また勘違いがあるようでしたらご指摘下さい。よろしくお願いします。


 Re:ラッキーイメージングと画像処理    ..koropo [URL]    
        2019/06/09(日) 23:44  No.166
 
 
初めて書き込ませていただきますkoropoと申します。ラッキーイメージングを始めて1年足らずの新参者ですので諸先輩方に意見のできる分際ではございませんが、少しでも参考にしていただければうれしいです。この課題に関しては、撮影対象や撮影条件、空の状態によってベストの条件が変わってきますので、答えを見つけるのは容易でないと思われます。そこで私の場合は、あまり細かいことにはこだわらず、とにかく時間の許す限りフレーム数を稼ぎます(これまでの最長露光時間はM82の23時間)。LRGB合成の場合、解像度はL画像で決まりますので、L画像の撮影はできる限りシーイングの良い日に行っています。撮像フレームの中から雲や人工衛星の通過フレームとか極端に星像がぼけているフレームを目視で取り除き、ASやDSSで50〜80%の自動選別をかけています。ここでASとDSSの選択ですが、星数の少ない時はAS、多い時は両方でスタックし星像を比較して決めます。このようにフレーム数を稼いでスタックすると、SI8での強調処理のマージンが拡がります。そこで、L画像については通常、デジタル現像、シャープ、画像復元等の強調処理を複数回かけています。この時、目安としているのが星像です。強調処理をかけすぎると星像の周りにリングが発生したり、星像の内部に濃淡が生じたりします。こうならないように処理を行えば、対象の星雲や銀河もあまり違和感のない仕上がりになるようです。

 Re:ラッキーイメージングと画像処理    ..YAMASHITA [URL]    
        2019/06/11(火) 00:04  No.167
 
 
koropoさん、書き込みありがとうございます!

>これまでの最長露光時間はM82の23時間
これはすごいと思います。

私もフレーム数を稼ぐという方法自体は同じです。
方針としては1の良像厳選でやっているので、総計15時間まで撮ってみても使用するのは計4時間分のみになったりします。(南天低めだと10時間から1時間分のみとか(TT))
ただ3000コマぐらいでも、惑星写真みたいな、画像処理で元の合成画像でよく見えなかった模様が浮かび上がってくる、というのはあまりないのです。。元から見えている淡い模様がはっきりする、程度で・・・

こんなものなんでしょうか? やり方をうまくすればもっと微細構造がでるのかなぁと思って・・・・・
ただ偽像は出したくないというのは強く思っております。。



 CMOS温度と露光時間    ..YAMASHITA     返信
      2019/05/25(土) 14:55  No.162
 
 
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そろそろ夏が近づき、非冷却CMOSではセンサ温度が気になる季節になりました。
センサ温度は1コマの露出時間が短くなると上がる傾向があるのですが、どの程度か調べてみたところ、面白いことがわかりました。

ASI294MCを用いてゲイン400でExposureを1秒以下、1、2、5秒でモニタ上に表示される温度を調べました。だいたい28℃程度です。

露出時間が長くなると温度が多少低下しますが、その差は0.5℃以下でした。
ところが、露出を1000msから951msにすると途端に温度が上昇し始め、2℃程度上がりました。不思議なことに、500ms程度まで短くしてもそれ以上の温度上昇は大したことはないようです。
今回はきちんと確認していませんが、5ms程度だともっと上がるような気がします。

何故1000msで不連続に温度上昇が大きくなるのかが謎です(おわかりの方、是非ご教示下さい!)。
DeepSkyの場合は1秒を切る露出はあまり使用の機会はないと思いますが、シンチレーションの確認などで一時的に短くした場合は、戻してから温度が下がるまで露出開始を数分待った方が良さそうです。

なお、ゲインや取り込みサイズを変えても温度変化はわかりませんでした。

-----
画像はタイトルと関係ありませんが最近撮影したM57です。条件が良いときに撮ると後処理が楽ですね。


 Re:CMOS温度と露光時間    ..uto    
        2019/06/01(土) 18:40  No.163
 
 
フレームレートがあがる程(露光時間を短くして繰り返しを早くする)、消費電流が大きくなるので、露光時間が長い方が発熱が低くなるとは思いますが、1秒以上とそれ以下で、大きく発熱量が違うということはなにか違う回路が動いているかもしれません。

長秒露光時にはアンチアンプグローが働いていると思うので、そこでしょうかねー。

それはそれとして、M57、よく写ってますね!


 Re:CMOS温度と露光時間    ..YAMASHITA [URL]    
        2019/06/03(月) 02:02  No.164
 
 
utoさん、どうもありがとうございます。
アンプグローなんてものがあるのですね。
よく理解できていないのですが、アンチアンプグローって発熱を下げているのでもないように思いましたので別の原因かも、とも思いましたが、
いずれにしても、たとえばゲイン百いくつかで読み出しノイズに段ができるように、1秒を境になにかやり方が変わっているだろうとのことですね?

-------
M57はデータはURL先ですがシーイングの良い日があったので上の3重星?も楽々分離できて幸運でした。実は周囲の花びら模様を+レデューサ10秒露出で試したのですが、200コマでかすりもしませんでした。10秒程度ではやはり暗いものはまったく無理ですね。ラインフィルタを入れたら片鱗でもわかるのでしょうか?



 M2-9    ..YAMASHITA [URL]     返信
      2019/05/22(水) 23:37  No.159
 
 
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原始惑星状星雲の一つ、ミンコフスキーのバタフライ星雲を撮りました。
C14+レデューサで2又は3秒露出、計60分ぶんです。
この天体も眼視では15等近くて空の暗いところで大口径でないと難しいらしく、都会では中心星しか見えませんが、CMOSカメラではモニタ上で簡単に見えます。輝線も出ているらしいですがやはり近赤外域で明るいようです。
軸周りに回転しているそうで、数年後に撮って模様を比較してみたいと思います。

この天体も赤緯がマイナスなので、良像率は良くても3割にも至らず、10夜かかっています。。。


 Re:M2-9    ..celest    
        2019/05/23(木) 15:24  No.160
 
 
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こんにちは
この天体は私も今月初めの新月を費やして撮影しました。HSTなどの画像で見られる色調に近づけて撮影してみました。
双極ジェットが見られる天体の中でもこれは本当に見事な形状をしている星雲だと思います。


 Re:M2-9    ..YAMASHITA    
        2019/05/24(金) 00:29  No.161
 
 
おお、これはきれいな発色ですね。LとRGBを分けて撮るのは色合いでは効果的なのですね?

検索したところ、「M2-9 SOFIA FORCAST」だとトップに出てくる資料では、この緑色のところ(私の写真では白っぽい明るいところ)はO-III、上の白いところはO-IIIとHαが出ているようです。また近赤外よりも波長が長いほど明るいようです。
ただハッブルの画像は多分赤外も撮っていて可視光とは色合いがずれているはずなので、あまり色調は近づけなくてもいいかも??

模様が端に行っているのか、2010年?と比べて模様の変化は少ないようですね・・。あと数年したら左に動き出してほしいなぁ。



 南天低い惑星状星雲    ..YAMASHITA [URL]     返信
      2019/05/12(日) 01:40  No.158
 
 
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火曜日は一晩中快晴で透明度が良く気流も安定していたので、南空低い惑星状星雲を撮ってみました。
といってもC14では-35度以下の対象はドームに蹴られてしまうため、上に乗っている15cmマクストフカセグレンを使いました。まあ高度の低いものは焦点距離2000mm以上で撮っても解像度は生かせないでしょうしね・・

15cmF10 f=1500mmでASI294MCを使用しました。
NGC3132は2秒×616、IC4406は3秒×506、NGC6072は4秒×538、NGC6302は2秒×544コマです。

特に低空の天体は条件次第なので、このような良い日でなければ写りはもっと悪かったことと思います。

画像を比較すると、微妙な高度の差がそのまま星像の大きさに大きく影響を与えていることがわかります。高度15度未満はやはり厳しいですね。特に赤緯-44度のIC4406はちりめん模様はまったく写りませんでした。

バグ星雲にしても他のものも、utoさんのサイトにあるものには全然かないませんが、まあF10ならこんなもんでしょうか・・・。



 春の銀河    ..YAMASHITA [URL]     返信
      2019/04/24(水) 01:11  No.150
 
 
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春は惑星状星雲が少ないので、長焦点ラッキーイメージングに適した、小さくて明るく淡い部分の少ない銀河を撮っているところです。

写真はC14F7で撮ったArp148(メイオール天体)です。10秒露出が可能な空ならこの程度の天体は写りそうです。
URL先にあるNGC5278-9(Arp239)ではネット上の他の写真にない星が写っていて、オォッと興奮したのですが、調べると3月に見つかっていた超新星でした。


 AutoStakkert!でのスタック    ..YAMASHITA    
        2019/04/25(木) 23:36  No.151
 
 
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このArp148のような天体は、実はAutoStakkert!が最も苦手とする対象です。元画像では像は淡く、これをアンカーにしてスタックしようとするとこの写真(部分拡大)のように対象を見失ってまともに合成してくれません。
もう少しゲインを上げて像を濃くしておけばうまくいくのかもしれません。

明るい星があれば、それをアンカーにしてスタック可能です。が、星が暗めのときもやはり位置合わせはうまくいきません。

そういうときはどうするか、ですが、試行錯誤で、
・明るめの星を(この写真では左上の星を)アンカーにする
・AdvancedのExperimental Features & Parameter Tuning ウインドウを立ち上げる
・Pre-Processing の Vertical Blur と Horizontal Blur にチェックを入れる
・メインウインドウのAnalyseボタンを押して、位置合わせの様子を見る
・まだうまくいかないときは、ファイルの読み込みからやり直し、Blurの数値を少しずつ上げて試してみる。これを繰り返す

といった方法でやっています。Arp148ではBlurの数値は5程度が必要でした。
なお位置合わせがうまくいったときは、Arp148程度の淡さでもこれを Alignment Points に指定してスタックが可能です。もっと淡い天体では代わりに星を指定する必要があります。

AutoStakkert!でもしもっと良い方法をご存知の方がおられましたら是非ご教示いただけないでしょうか。


 淡い銀河    ..YAMASHITA [URL]    
        2019/05/06(月) 18:43  No.153
 
 
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淡い銀河がどこまで写るか試してみました。

写真はへび座北部にあるHoag's objectです。C14レデューザF7各10秒露出、計117分です。

天頂近いので10秒露出でも星像の揺らぎは小さいですが、明るい星雲の外に淡いリングがボウっと広がるだけなのでせっかくの高解像度もあまり意味がありません。
ただ4等星が見えない空でも(透明度最高なら見えるが撮影した日は3等星が少し苦しい程度)、F7で10秒露出なら光害の影響は問題ないようです。

この程度の淡い天体はもう少し暗い空で、もっと明るい光学系を使用するか冷却CMOSでもう少し各露出時間を伸ばしてやらないときれいに撮るのは難しそうです。


 Re:淡い銀河    ..celest    
        2019/05/09(木) 12:57  No.154
 
 
こんにちは
淡い天体の位置合わせは非常に苦労しています。
普段は、Analyzeでアンカーエラーが出たら、メインメニューとは別の画像のプレビュー画面で位置合わせの様子を見て、外れているコマが数コマであればその画像を外しています。
また、プレビュー画面から画像の明るさを×2、×4と白トビしない程度に上げていけばうまくいくときが多い印象です。

Adbencedのパラメータはあまり触ったことがないですが面白そうですね、他にも便利な機能があるのか気になります


 Re:淡い銀河    ..YAMASHITA    
        2019/05/11(土) 00:56  No.155
 
 
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celestさんこんにちは、
AutoStakkert!では淡い天体をアンカーにすると全然位置が合わないですよね。
上のHoag's objectでもこれをアンカーにすると無理でしたが、そのURL先にある右上の星(部分拡大なのでアンカー可能な位置です)をアンカーにしてなんとか合いました。

もっと暗い星しかないときは上述のようにBlurでぼかしてやらないとうまくいきませんでした。このIC972画像では下の星をBlurで思い切りぼかしてやっと位置が合いました。IC972が中心から外れていますが、これを中心に入れて撮ったときは、どの星もアンカーの枠が指定可能な位置よりも外にありそのときは位置合わせは無理でした。
ただこのIC972はあまりに暗すぎて、作品にするのはあきらめています。。

アンカー枠から外れるコマを捨てるのは有効だと思います。なお、プレビュー画面の画像の明るさとは、Display Option でしょうか? これは単に表示のみで操作には無関係だと思っていたのですが・・。

Advancedのパラメータは他は使ったことはないのですが、シグマクリッピングは使わない方が良いと、あぷらなーとさんのブログでしたっけ、書いてあったと思います。
まあノイズで1コマではまったくわからない中から合成によって暗い星や星雲が浮かび上がってくるわけですから、シグマクリッピングをかけすぎたらそれらが全部消えてしまいますよね。ダーク画像を見ると明るいホットピクセル以外に暗めで点滅するピクセルがあり、その平均をライトフレームから差し引くのは弱めのシグマクリッピングでは無理でダーク減算しかないと思います。
突発のノイズを引くのにごく弱いシグマクリッピングは有効かと思いますが、残念ながらAutoStakkert!ではシグマクリッピングの効きの調整は無いようです。

Row & Column Calibration は調べたことはないのですが、これはなんでしょうか??


 Re:淡い銀河    ..celest    
        2019/05/11(土) 11:41  No.156
 
 
ASは公式からマニュアルのPDFが多分出ていないので、Calibration調べても出てこないですね・・・

Display Optionは私も表示上だけかと思っていましたが、実際に使ってみると違いが出るので効果があるのかと思います。
ただ単にここだけ上げるだけだとノイズが強調されるだけですが、Blurと併用すると淡い天体がはっきりと視認できるようになります。もしかしたらIC972本体をアンカーにできるかもしれません。


 Re:淡い銀河    ..YAMASHITA    
        2019/05/11(土) 21:37  No.157
 
 
>Display Optionは私も表示上だけかと思っていましたが、実際に使ってみると違いが出るので効果があるのかと思います。

おお、そうなのですか。

いつも見やすいようにDisplay Optionは上げて使ってはいるので、本当に暗い天体のアンカーは残念ながら困難です。
なおIC972は1コマではかすかな中心星以外まったく見えません。

Blurを使って位置合わせをする天体で試しにDisplay Optionsを1xに戻して位置合わせをしたところ結果は同じでしたので、効果はないのかと思ったのです。が、試行例1では結論付けるのは早かったですね。



 星像と解像度    ..YAMASHITA [URL]     返信
      2019/04/27(土) 22:09  No.152
 
 
Samさんの掲示板でラッキーイメージングでの星像について書いてありましたので、星像及び解像度について写真を調べてみました。

最も解像度良く撮れたURL先のNGC2392について、画像処理前の像で見たところ、
・左下の星までの距離は82"
・右やや下の星の直径は左下の星までの長さの1/50なので約1.6"
・そのすぐ上の暗い星の写っている直径はもっと小さく、約1"
・明るい星はもっと大きく写っている
・画像処理後の星雲内のフィラメントは幅1"以下

といったところでした。ただしこの日はシンチレーションがかなり落ち着いていたときなので、もう少し悪い日ではこの倍程度です。
なおC14はシュミカセの中でもハズレ鏡筒が少ない機種として知られていると聞いたことがあり、直焦点程度では像のボケはかなり少ないのではと思います。

あくまで感触ですが、これまで撮ってきた結果では星の大きさや分解能はレデューサ付きF7よりも直焦点F11の方が小さくなっているように思います。
日本の空ではf=1000mm以上は意味がない、という話もありますが、ラッキーイメージングをうまく使えばそんなことはない、と思っています。
ただしシンチレーションが大きな日には思い切って大部分を捨てる、という覚悟!?が必要です。



 NGC6072    ..Celest [URL]     返信
      2019/04/12(金) 12:20  No.146
 
 
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低空の惑星状星雲を撮影していますが、減光の影響が大きくカタログの表面輝度よりもずっと暗く感じます。
NGC6072のL画像です、PCのモニターでは撮影時は全く写らず、行方不明の状態で画角を調整していました。あとはNGC6026が全く写らずで、8の字星雲がなんとか仕上げられそうなレベルで写りました。


 Re:NGC6072    ..YAMASHITA    
        2019/04/17(水) 22:56  No.147
 
 
しばらく掲示板をチェックしていませんでした。。

おお、南天低い天体ですね、南天は光害がひどい上にウチからは−30度以下はドームの縁にかかりそうでなかなか撮影する気がおきません・・。8の字星雲はドームにかかって無理なようです。
低空は特に透明度とシーイングが両立する日が少ないので難しいですよね。今年は4月に入ってからときどき透明度がまあまあ良くて気流の落ち着いた日があるように思います。

この写真は焦点距離はいくらでしょうか。写りは濃くないですが低空にしてはかなり解像度良く写っているのではと思います。


 Re:NGC6072    ..celest    
        2019/04/18(木) 14:23  No.148
 
 
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ありがとうございます、C8にそのままASI290を直焦しているので、換算で12000mmくらいでしょうか。

今週の初めに、同じ焦点距離でM15内の惑星状星雲Pease1に挑戦しました。RにHαを割り当ててカラー合成すると、ピンク色のその存在が分かりました。


 Re:NGC6072    ..YAMASHITA    
        2019/04/22(月) 02:25  No.149
 
 
おお、これはすごいですね。
場所はよく知らなかったのですが、ネットで調べるとかなり中心近くで結構強拡大なのですね。これだけ鮮明に写っているのはあまりなく、Hαの威力でしょうか。

まだ高度がかなり低い時期かと思いますが、天頂近い時期だとさらにすごく写るのでしょうね。





 


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